2025/06/19 JINKAN NOW
2025年5月24日(土)・25日(日)の2日間にわたり、人間環境大学 松山道後キャンパス(総合心理学部)にて、「TEAと質的探究学会 第4回大会」(実行委員長:総合心理学部 准教授 番田清美)を開催しました。
本学会は、質的研究の分析手法の一つである「複線径路等至性アプローチ(TEA)」の理論的・実践的な探究を目的としており、文化心理学を背景とした研究者同士の活発な議論と交流の場として設けられています。
今回は、国内外より130名の研究者が本学に来学し、さらにオンラインでも100名が参加。計230名が参加する大規模な国際学会となり、大盛況のうちに終了しました。
海外からは、アメリカ・ノルウェー・ルクセンブルク・シンガポール・タイといった国々から研究者が登壇。
多様な視点と専門性をもとに、質的心理学の理論的深化と実践的展開に向けた充実した議論が展開されました。
また、本大会は松山市コンベンション協会および愛媛県観光物産協会の協賛を受けて開催され、地域との連携のもと、学術と文化の融合を体現する機会となりました。
さらに、本学の総合心理学部の学生たちも学会スタッフとして運営に積極的に参加し、来場者の案内や進行補助など、さまざまな場面で活躍しました。学生にとっても、国際的な学術の現場に直接関わる貴重な経験となりました。