看護の精鋭としての
高度な知識とスキルを身につける
時代が求める看護師を目指して。 看護学部の「ストロングポイント」
地域はもちろん世界でも通用する看護のスペシャリストを養成すべく、
大学院までの質の高い教育や資格取得への対策を徹底しています。
1教育
学部と大学院(博士前期課程・博士後期課程)を日本で初めて
同時開設した「総合看護教育機関」
現在の看護職は、看護師自らが考え行動し、現場の中で適切な行為を実践できる人材が求められるようになってきています。人間環境大学では、そういった背景を踏まえ、看護師資格取得や就職に向けた実践的な教育はもちろん、豊かな人間性と高い倫理観、および高い実践能力や研究能力を培った看護研究者・教育者を育成するため、2015年4月愛知県大府市に、学士課程から大学院博士後期課程までの全課程を有する、次世代に向けた「総合看護教育機関」である看護学部を開設しました。2017年4月には愛媛県松山市に松山看護学部を開設し、時代に求められる看護職者への道を追究しています。
2資格
看護師国家試験100%の実績と「+α」のスキル取得が
人間環境大学の魅力
資格取得については、2年連続で国家試験100%合格を達成しています。他にも看護師資格とは別に、医療現場のニーズに適応した専門スキルを身につけることができる「選択強化プログラム」(3年次選択)を用意するほか、「保健師」「養護教諭一種」の資格取得を目指す専門コース(2年次選択)を設置するなど、看護師資格にとどまらない、多様なスキルが取得できるカリキュラムを備えています。
3教員
教員すべてが実務経験と教育経験豊富なスペシャリスト
高い教育力で、4年間の学びを支えます。
長年にわたり看護研究分野の最前線で実績を積み上げてきた学部長のもと、看護のスペシャリストとして、博士の学位を持つ教員が多数在籍。実務経験を持つ中でも研究業績のある教員で固めており、高い教育レベルを確保しています。これらは大学院博士後期課程までを有した人間環境大学だからこその魅力です。
4国際看護
語学力向上から海外研修まで取り入れた本格的な国際看護学
看護の国際力を高める充実の学習内容。
4年間を通して世界におけるヘルスケアの状況と特長について学び、英語を中心に語学力の向上から海外研修での実体験に至るまで、看護における国際的な専門家になるための学習に力を入れています。文化や政治の違いによって生まれる各国間のヘルスケア制度・認識の差異を理解し、地球規模の看護に関する知識を深めます。
5実習機関
大学病院をはじめ、各種専門機関での臨地実習が可能
4年間の臨地実習で最も重要となる実習機関には、大学病院をはじめ、小児医療機関や、がんセンターなどの専門機関もあります。専門分化が進む医療の現場で、領域別に質の高い経験ができます。
6就職
キャリアデザインを単位化し、将来を早い段階で検討
一年次より「医療キャリアの基礎」として単位化されたキャリアデザインに取り組みます。キャリア形成のあり方と医療専門職業人としてのマナーを学ぶほか、具体的な実践看護を通じ、主体的に自身のキャリア設計をしていきます。また、アドバイザー制度により、きめ細やかなフォロー体制を整備しています。
TOPICS01
知識と技術を身につけ実践力を磨く!充実の設備
実際の現場に基づいた多種多様な実習室、トレーニングルームで
着実にスキルアップを目指す。
成人看護実習室や小児看護実習室に加え、地域包括ケアの推進に伴い、生活の場での看護を学ぶために住宅環境を想定した実習室などの設備が充実。また図書室は看護学をベースにした書籍類や学術データベースも多数備えており、じっくり学習できる環境が整っています。
"看護師+α"のWライセンスを実現
時代に求められる看護職者を
次世代の看護師に求められる専門スキルを身につけるため「選択強化プログラム」(3年次選択)を用意するほか、「保健師」「養護教諭一種」の資格取得を目指す専門コースを設置するなど多様なカリキュラムを備えています。
※2020年度から、大学院博士前期課程に助産師養成課程を開設。
TOPICS02
地域・在宅看護 選択強化プログラム
地域包括ケアを担う看護師が求められる今、「JINKANまちナースプロジェクト」始動!
「日本の僻地看護を宿泊型研修で学ぶ」
地域医療・僻地医療などは基礎教育の段階から、生活を支える視点、病院以外の場での看護に関する学修・動機づけが、より強く求められます。「山の看護」「島の看護」と題して、岐阜県や愛媛県での実習を予定。訪問看護ステーションなどでの活躍が期待できます。
TOPICS03
医療の地域連携に取り組む好ロケーション
大府市とともに健康長寿の一大都市を目指して。JR名古屋駅から14分で通学も便利!
看護学部のある大府キャンパスは「健康都市宣言」を掲げる愛知県大府市との連携を目的に、健康長寿の一大拠点を目指す「ウェルネスバレー構想」の中心「大府駅」至近に開設。名古屋駅からJRで14分の交通至便な立地にもかかわらず、公園なども多い緑豊かな自然に恵まれた環境です。
TOPICS04
学習・生活をサポートする「アドバイザー制度」。
在学生・卒業生が口を揃えて語る、本学の魅力の一つ。
専任教員が学生生活全般を支援します。
学生が有意義で充実した大学生活を送れるよう、専任教員による「アドバイザー制度」を実施しています。学習・進路面はもちろん学生生活の相談など4年間を通じて手厚い支援を受けることができます。

ドラマで憧れた助産師を目指して
知識と経験を積む、充実の毎日
私が助産師に興味を持ったのは、小学生の時に見た「つるかめ助産院」というドラマがきっかけです。そのドラマで興味を持ち、その後「コウノドリ」というドラマで「病院はあまり明るい場所ではないけれど、産婦人科だけは幸せな場所で、来院した患者さんにおめでとうと言える唯一の場所だ」という言葉を聞き、助産師を目指そうと決めました。助産師になるためには、まず看護師の基本的な知識が必要なため、自分の理想とする看護職者を目指し、日々知識と技術を高めています。基礎学習に加え、発展的な内容も織り交ぜて授業が展開されるため、より知識が深まっています。1年次なので実習の経験もほとんどありませんが、夏の実習時に、まだ右も左もわからない私に、患者さんが「学生さん?頑張ってね」と声をかけてくれて、改めて頑張ろうと決意しました。演習を通じて看護技術を磨きながら「この身につけた技術が人の役に立つ」と考えると、誇りとやりがいを感じます。助産師になりたいという強い気持ちがあれば、これから辛いことも苦しいことも乗り越えられると信じています。
- 愛知県立昭和高等学校 出身
- 黒野 和華さん
病気の有無に関係なく必要とされる
「保健師」という存在に魅力を感じて
本学に入学した当初は、国際交流や海外での看護に興味がありました。しかし、新型コロナウイルスの影響で国際看護のプログラムが中止になってしまい、自分のやりたいことを考え直した時に、授業で「保健師」という職業について知りました。それまで自分にはあまりなじみがない職業でしたが、病気を持つ人だけでなく病気を持たない人のためにも働くことができるということを知り、この道を目指そうと思い至りました。看護学部では、全員が看護師や養護教諭、保健師、助産師など同じような目標を持ち勉強していて、将来像をはっきり描いているため、モチベーションを保ちやすいと思います。また保健師コースでは、人数が少ない分、同じコースのみんなと支え合い、高め合いながら毎日を過ごすことができるのが良いところですね。一生懸命になれる人、コツコツ努力できる人、人と関わるのが好きな人は、看護学部に向いていると思います。人の命に関わる仕事なので、勉強や課題は大変でもあります。それでも頑張ろうと思える人は、きっと本学科で大きく成長できますよ。
- 愛知県立半田高等学校 出身
- 中山 聖梨さん
日常生活の中でも心がけているのは
コミュニケーション能力を磨くこと
母や叔母が看護師である環境から、看護師という職業を身近に感じていたため、そのまま自分の将来像へとつながりました。中学生のときに看護師の職場体験にも行き、より気持ちが強くなっていったと思います。本学の看護学科に通ってみて実感したことは、親身になってくださる先生方の存在が大きく、安心して学べるということ。さらに設備が整っており、より病院の環境に近い演習を行うことで、実践力を身につけることもできます。課題や記録、実習は大変ですが、その分、知識や技術を習得して看護師への道に近づいていっているのだと実感します。友達と切磋琢磨しながら、時には助け合って頑張ろうと思えるところもまた、本学科の魅力と言えます。実習やコミュニケーション論・診療援助等の講義で、「患者さんやご家族とのコミュニケーションをどうとるべきか」を深く考える場面が多く、コミュニケーション力は看護師の専門性に直結するスキルであると再認識しました。だからこそ人と多く接し、学業だけでなくアルバイト等さまざまな経験をしておくことが重要だと感じています。
- 愛知県立半田東高等学校 出身
- 岩本 優奈さん