人間環境大学

卒業生 MESSAGE

さまざまな分野のスペシャリストとして活躍するJINKANの卒業生。
それぞれのフィールドで力を発揮する卒業生に、
大学で学んだことや、今の仕事の魅力を語ってもらいました。

スクールカウンセラー

教育委員会 勤務

山田 友輝さん
2017年卒業 人間環境学部
2019年修了 大学院 人間環境学研究科 臨床心理研究指導分野
臨床心理士・公認心理師
常に子どもたちに寄り添いながら先生や親との
関係性にも関わる、責任とやりがいのある仕事。
この仕事を知ったのはテレビドラマや漫画から。「こんな仕事もあるんだ!」と驚き、憧れを持つようになりました。進路を考えるとき、子どもと携われる幼稚園教諭などと心理職と、どちらを選ぶか迷いましたが高校の先生が本学を勧めてくれたことが決定打に。本学には大学院があり、臨床心理士への未来が開けていたので入学を決心しました。学部・大学院の6年の学びを経て無事に資格を取得し、現在はスクールカウンセラーとして学校に勤務しています。この仕事の魅力は、さまざまな生徒と話し合えること。生徒の気持ちに寄り添いながら、先生の想いを生徒へ伝え、お互いの理解を深めるためにサポートしたり、親が子どもへの接し方で迷っている時に、一緒に考えて実行したり。問題解決に向けての一助を担っていることにやりがいを感じます。大学で得たものの中で、今の自分に最も活かされてるのは、大学の教職員との関わりです。現在も先生方と繋がりがあり、困った時には相談にのってもらっています。こうした「戻れる場所がある」ことは、精神的な支えにもなっています。

公務員 警察官

岐阜県警察 勤務

澤之向 里代子さん
2021年卒業 人間環境学部
将来は心理学の学びを活かし、
悩める少年・少女たちの頼れる存在へ。
大学は、様々な分野を学ぶことができる点に魅力を感じ、多方面から考えられる人になりたいと思い入学を決めました。特に、大学で学んだ発達心理学は、今の仕事に生かされています。相手の発達段階からどのような悩みを抱えているのかを考えるようになり、どのように接したら良いのかがわかるようになりました。警察官の仕事は、現場に出てその場限りの対応で終わりではなく、その後の経過の見守りやパトロールも重要な任務となります。地域住民の困りごと、相談の対応などの仕事にも従事しています。普段関わることのない方々と話す機会も多く、人生経験が豊かになると実感しています。将来は、生活安全課の少年係で少年の健全育成に携わる仕事をして、県民から頼られる警察官になりたいと思います。更に勉学に励み、知識を身につけて常に成長し続けたいと思います。

心理療法担当職員

社会福祉法人コイノニア協会
松山信望愛の家(愛媛県)勤務

井上 真理香さん
2016年卒業 人間環境学部
2018年修了 大学院 人間環境学研究科 臨床心理研究指導分野
臨床心理士・公認心理師
子どもたちと、共に働く職員たちと。対話を重ね、
一緒に考え、一緒に乗り越えていく姿勢を大切に。
初めての勤務で、児童養護施設の心理療法担当職員として入職しました。心理職として様々な背景を抱える子どもとの関わりの中で、子どもも職員も悩んでいる状況であり、多くの葛藤を体験することになりました。子どもへの心理療法、心理査定、職員へのコンサルテーションを主な業務として行っていますが、はじめは自分にどんなことが求められているのか、自分はどれだけ役に立てるのか、職場の中で自分の存在意義をどう確立させるかとても悩みました。今では一人ひとりに寄り添いながら"一緒に考えて乗り越えていくこと""即答ではなく「あーだこーだ」と自由に言い合えるような雰囲気を作ること"を目標にしています。本学には大学院までの6年間で多くの実習を通して心理学の勉強ができることに魅力を感じ入学しました。実習で心理療法や心理検査といった実践的スキルを身につけ、先生方には、共に抱えることの大切さ、そして自分自身と向き合い続ける覚悟など、臨床への姿勢について、多くのことを教えていただきました。現在は大学から遠く離れた地で、心理士一人職場ではありますが、先生方からいただいた言葉の1つ1つに、今もずっと支えられています。

総合職

株式会社ベネッセスタイルケア 勤務

菅原 由理乃さん
2008年卒業 人間環境学部
高齢者の方々の生き様や信念に尊敬する日々。
これからの人生を少しでも支えたいと奮闘中。
地 元の自然が 好きで、純粋に環境分野に興味があった高校時代。心理学だけでなく、環境や日本文化の学びにも触れられる点に魅力を感じ、人間環境大学を選択しました。また愛知県は長寿県ということもあり、福祉分野にも関心を持っていて、高校時代から福祉ボランティアに参加していました。小さい時から高齢者と関わる機会が多々あり、生き様や信念・人を大切にする姿勢を尊敬していたので、それらが自分の根底にあると思います。壮絶な時代を生き抜いて今があり、そんな今やこれからを支えられたらいいな、側にいられたらいいなと思っています。入社してからも多くの方々と出会いましたが、その想いは深まるばかりです。大学時代を振り返ると、とにかく欲張って過ごしていました。日本文化だけでなく海外文化にも触れることができましたし、サークル活動も思う存分、楽しみました。キャリア・資格講座や就職支援も手厚く、それが今の仕事に直結しているので感謝しています。

滞在交流プログラム企画運営・自然体験(環境教育)
プログラムファシリテーター

エコニコ・ファシリテーション事務所 勤務

小林 昭広さん
2008年卒業 人間環境学部
自然という地域の宝のすばらしさを伝える仕事に、
学生時代から変わらぬ情熱を注ぐ。
私は、同学卒業生の妻の地元、長野県の松川町で地域DMO(Destination Management Organization)の仕事をしていました。学生時代に情熱を注いでいた環境活動サークルや環境NPOの分野と同じく、公的な目的を持っている組織です。現在は独立し、引き続き地域での滞在交流プログラム企画運営や自然体験(環境教育)のプログラムファシリテーターをしています。「地域の宝=自然」を体感できるプログラムを、地域の方々と企画運営したり、地域の子どもたち向け事業では、身近な自然に触れ合うプログラムを提供したり。子どもたちの輝く目を見る瞬間が何よりもやりがいです。大学では物事を一つの視点でなく複数の視点で、文系理系を超えて学び、多面的に考える重要性を教わりました。ある一方では正しいことも、違う見方では正しくない。それは日常でも仕事でも、よく起きることです。さまざまな問題を解決するには、多様な視点を尊重し対話することが大切。仕事や会議をする上でも心がけています。※2023年度より人間環境大学の非常勤講師を勤めることになりました。

公務員(技術職)

西宮市役所(兵庫県)勤務

河野 有哉さん
2012年卒業 人間環境学部 人間環境学科
2015年修了 兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科
大学で学んだ学問をきっかけに責任と
やりがいを感じる仕事と出会うことができました。
現在は西宮市内の公園や街路樹などの緑環境の設計・維持管理業務を行っています。公園や街路樹の適切な維持管理は街のイメージに大きく関わり、自分の仕事一つで市のイメージが大きく変わると思うと、その影響力の大きさから責任感とやりがいを感じます。この仕事に就くきっかけとなったのは、在学した4年間で、様々な分野を専門とする先生方の下で自分の進路を模索する中、世界の庭園の歴史や造りを幅広く学び、庭園というものの奥深さ、創造することの魅力を感じたことでした。人間環境大学は教員と学生との距離が近く、気軽に相談できる雰囲気があります。大学も広過ぎないので全員が顔なじみになれると思います。私の場合は、同期であり人間環境大学職員として活躍している小芦くんとは一生の友人になりました。

営業

株式会社 末松電子製作所(熊本県) 勤務

西 陽平さん
2021年卒業 人間環境学部
野生動物と共生できる社会を実現したい。
電気柵を通じて、その想いを一つひとつ
形にするために奮闘中。
高校生の頃から動物関係の職業に携わることを目標とし、動物について学ぶことができる本学へ進学しました。大学3年生の頃、就職活動の最中に大学の農場でサル被害が出たため、対策として電気柵を設置することとなりました。その際、初めて電気柵の存在を知り、動物との共生について考えていた私にとって、電気柵はより自分の理想に近づけるのでないかと、興味を持ち、現在の会社とのご縁に恵まれました。主な仕事内容としては、ルート営業、現場指導・施工等です。学生時代、特に3年・4年次に学習した動物に対する知識は現在の仕事に最も活かせています。電気柵は動物の習性を利用し、防獣するための資材であるため、動物の知識を持って対策に当たるとより大きな効果を発揮できます。また、お客様への説明の際に大学時代にイノシシについて研究していたと伝えると、説得力が増します。今後は電気柵を通じて、兼ねてより目指していた「野生動物との共生」を実現できたら嬉しいです。

コンサルタント

日本工営都市空間株式会社(愛知県) 勤務

上野 慶子さん
2021年卒業 人間環境学部
物事を多角的視点で捉え、考える。
今を支えているのは、大学で養った考察力
現在、主に関わっているのは、土地区画整理事業における補償調査積算業務です。道路、宅地等を築造する際に支障となる建物等の現況を調査し、移転補償金を算出、新たな住みやすい街を作り出すという、やりがいも責任も大きい仕事です。発注者の県や市の方だけでなく、区画整理組合の方や地域住民など、さまざまな立場の人と関わるため、もともと人と接することが好きな私にとっては、ピッタリの職だと感じています。大学で養ったあらゆる力の中でも、特に今、活かされているのが「さまざまな視点から物事を考える」というスキルです。大学では環境について動物、植物、物質循環、経済、人類学など多くの面から考える力をつけることができました。仕事でも一つの面から考えるのではなく、さまざまな視点から考察し、最も適する方法を見つけ出すことが大切だと実感しています。興味のあることや学びたいという意欲をとことん引き出し、心ゆくまで追求できた大学での日々があってこそ、今の自分があると思います。

造園工

有限会社 岡本環境造園(愛知県)

伊藤 準さん
2021年卒業 人間環境学部
植物について学ぶために本学へ進学。
修得した知識を活かし、造園工の道へ。
 専門学校で動物関係を学んだので、今度は植物について知見を広げたくなり、本学に進学しました。就活の際に学んだことを生かせる職種に就きたいと考えていた中で、先生よりお話をいただいたことがきっかけで、今は造園工として、念願の業界で働いています。パワーポイントで論文や新聞の記事などをまとめた学生時代の学習が、今の仕事にも活かされています。失敗もたくさんしていますが、すべてが自分の成長につながっていますので、大切な経験を重ねていけるのはありがたいです。現場仕事のため、お客様と距離が近く、達成感が高いのもやりがいを感じるポイントです。今後はもっとさまざまな現場に出て、さらに経験を積んで自分自身で現場を任せてもらえるように、また剪定や植栽などの専門的な技術をもっと磨きたいです。

看護師

名古屋大学医学部附属病院 (愛知県)

加賀 奨梧さん
2022年卒業 看護学部 看護学科 保健師コース
人の役に立つことの喜びと素晴らしさを
看護師になって実感。
努力を惜しまず、自己成長を目指して奮闘する日々。
高校3年生の頃、将来の進路について真剣に考えたときに、元看護師だった母の勧めで直接人の役に立つことのできる看護師の素晴らしさに気づき、目指し始めました。今は大学病院の病棟で手術前後~退院までの看護を実践しています。やりがいは、看護を通して人の役に立ち、それが患者さんからの感謝や容態の回復という形で実感できることだと思います。また、学生時代に興味を持った解剖生理学の知識が、日々の仕事の中で増えていき、自己成長ができることも魅力です。在学中、現場での経験値が豊富な先生方に、看護技術や幅広い知識の中で大切なポイントを教えていただいたことが、今に活きており、就職後の辛いことを耐え抜く力となっています。現在の目標は、今の病棟で一人前になること。その先はさらに、集中的な治療の場であるICUで勤務してみたいと考えています。看護業界は教員や保健師、管理職など多様な選択肢があるので、最終的に自分に一番合った方向へ進んで行きたいです。

保健師

美浜町役場 健康・子育て課(愛知県)

中川 亜美さん
2022年卒業 看護学部 看護学科 保健師コース
大学での経験を活かして、
地域のすべての人の健康を支える仕事に。
大学2年生の時に、親族が発達障害グレーゾーンで保健師にいろいろお世話になり、困っている家庭に身近に寄り添えるのは保健師なのではと思い、この職種に興味を持ちました。人間環境大学には幸い保健師コースが設置されており、先生方にも様々なアドバイスをいただき保健師コースに導いていただきました。看護学部では看護師に加え、保健師、養護教諭などプラスアルファの資格にチャレンジできるのは魅力だと思います。現在は、子どもの健診や今後親になる方、親になった方のための教室、大人の検診、高齢者の介護予防など、乳幼児からその親御さん、成人、高齢者まで、多くの人に関わりながら支える仕事に従事しています。特に相談者との対話では、なるべく否定せずに肯定したり、相手の話を遮らないよう相槌を打ったりと、相手が気持ちよく相談できるように話を聞くことを意識しています。特に在学中にコミュニケーション論で学んだ、いい関係性を生み出すための傾聴方法や話し方が役立っています。

養護教諭

人間環境大学附属岡崎高等学校 勤務

荒尾 温香さん
2021年卒業 看護学部 看護学科 養護教諭コース
大学での実習や海外研修での学びが
あらゆる場面での保健指導の基盤に。
養護教諭として、体調不良者の対応や怪我の応急処置、保健指導等、幅広く活動しています。また、生徒に起こる問題を彼ら自身の学びに繋げられるよう、対応しています。例えば、体調が悪くなった原因や人間関係等の問題が起こった時、何故そうなってしまったのか・どうするべきなのかを生徒自身で考えられるよう促しています。学校で学ぶ一次予防により、少しでも多くの生徒が、将来を健康に過ごせるようになれば良いなと思います。業務や対応する生徒の幅も広いため、忙しい日々が続きますが、生徒から「こんなことに気をつけなきゃダメなんだ」「あの時は、ありがとうございました」等、生徒の中で何か良い変化がみられるとやりがいを感じます。改めて思うのは、具体例のある講義で身につけた知識や実習等、大学で学んだこと全てが今に繋がっているということ。中でも領域別看護実習や海外研修で学んだことは、応急処置だけでなく、保健指導のベースとなっています。

助産師

名古屋市立大学病院(愛知県)

曽我 紘衣さん
2022年卒業 人間環境大学大学院看護学研究科 助産学実践コース
助産師になりたい一心で学業に没頭した学生時代
大学で培った思考力とコミュニケーション力が自身の強みに。
子供の頃から助産師になりたいと思っていたため、とにかく一生懸命勉強しました。大学は高校の担任の先生からの勧めで、看護師、助産師資格取得を目指せるなら、と本学に入学しました。現在の職場では、外来では妊婦健診や診察の介助、病棟では入院されている妊婦、褥婦のサポート、分娩介助、帝王切開の準備、術後の観察などを行っています。MFICUはハイリスクな長期に入院される方も多いため、丁寧なコミュニケーションを心がけ、よりよい入院生活になるよう取り組んでいます。大学院での講義・実習で学んだことや根拠を大切にする思考力が今に繋がっていると、日々感じます。大学院では年齢やキャリアが異なるメンバーの中でディスカッションをすることが多かったため、その経験を活かして、今でも話し合うことや意見交換をすることを大切にしています。「ありがとう、助産師さんたちがいてくれてよかった」と言ってもらえるこの仕事を目指してよかったと思います。これからもまだまだ続けていきたいと思っています。

看護師

日本赤十字社 松山赤十字病院(愛媛県) 勤務

芳野 愛実さん
2021年卒業 松山看護学部 看護学科
愛媛県立松山西中等教育学校 出身
母のように、患者さんの1番近くで向き合い
寄り添うことのできる看護師を目指して
松山赤十字病院では研修看護師制度を設けており、新卒1年目の間に内科・外科系病棟をローテーションし、救急センターやオペ室にも研修に行くことができます。部署が3か月毎に異動するため、よりたくさんの疾病の患者さんに関わることができ、患者さんの個別性に合わせた看護を学ぶことができます。また自分の進みたい看護の方向性を1年かけて考察できるのも魅力に感じ、志願しました。急性期病院ということで、忙しい毎日を過ごしています。ですが、どんなに忙しくても先輩方は、患者さんそれぞれに合った関わりを実践しており、患者さんが話しやすい雰囲気を作っています。私も先輩方のように優しく穏やかな対応で、患者さんがいつでも話しやすい看護師になりたいと常々思っています。仕事は目まぐるしく、日々勉強で大変ですが、患者さんと関わる中で、大学での学びが役立つときがあります。患者さんに「ありがとう」と言ってもらえることが、何よりやりがいに繋がっています。

保健師

久万高原町 久万保健センター(愛媛県) 勤務

越智 遥さん
2022年卒業 松山看護学部 看護学科
愛媛県立伊予高等学校 出身
予防医療の観点からも重要視される
保健師という、地域住民の頼れる存在に
大学入学前から保健師に興味がありましたが、看護の実習を進める中で、予防医療の視点から関わる保健師の仕事の重要性を改めて認識し、この世界へ進みました。住民との関わりは、1回きりではなく継続することが多く、関係作りや第一印象のよさが重要です。そのため、笑顔で接することや対象者の状況を理解し相手の視点に立つこと、そして傾聴の姿勢を大切にしています。大学の講義のグループワークや友人・先生とたくさん関わってきたことが、仕事を行う上でのコミュニケーションに役立っていると思います。やりがいはたくさんありますが、母子保健の業務の中で、赤ちゃん訪問などの事業で関わった赤ちゃんが次に会った時に健やかに成長しているのを見ると、とても嬉しくなります。事務作業も多く、多忙な毎日ですが、保健師として経験をさらに積んで、より幅広く知識を深め、あらゆる年齢の方から「あなたに相談してよかった」と思ってもらえるように成長したいと思います。

看護師

社会医療法人 仁友会 南松山病院(愛媛県) 勤務

重見 祐徳さん
2022年卒業 松山看護学部 看護学科
愛媛県立伊予高等学校 出身
大学時代に培った考える力、伝える力を発揮し、
良好なコミュニケーションを実現
 自分が入院した時に出会った男性看護師の存在が大きく、自分もこの職を目指そうと決意しました。南松山病院に行く機会がたくさんあり、そこでの明るい雰囲気や働いている看護師の姿に憧れて、就職を決めました。最初は手術室の機械操作を覚えるのが大変で、器械出し看護師や外回り看護師の仕事の様子を見学してメモを取ることしかできなかったのですが、空き時間に先輩と練習して、自分もできるようになった時は達成感があり、やりがいを感じました。患者さんの状態がいつ急変するかわからないため、長時間緊張状態が続き、モニターや出血量などを見て異常がないか観察していくことが大変だと感じます。現場では、良好なコミュニケーションと気配りができるよう、常に心がけています。意思疎通がうまくいかないと事故やミスのもととなり、患者さんに危険が及んでしまう可能性があるため、患者さんだけでなくメンバー間でも積極的なコミュニケーションや気配りを徹底し円滑なチーム医療に尽力しています。

大学院

人間環境大学 看護学専攻科 助産学分野 助産学実践コース(愛知県)

小林 茉都香さん
2022年卒業 松山看護学部 看護学科
静岡県立島田高等学校 出身
「この助産師さんがいてくれてよかった」
そう言ってもらえる助産師を目指して
 弟が生まれたことを機に、自分の進みたい道が定まりました。新たな命が生まれる奇跡を目の当たりにし、その場面に携われる助産師という職業があることを知った時、助産師になりたいと強く願うようになったのです。そして小児に関する知識を深めることができる本学に進学しました。講義や実習で日々忙殺されていましたが、先生方がとても優しく、親身になってくれたため、4年間楽しく過ごすことができました。さらに大学院で、助産に関わる内容をたくさん学びたいと思い、院へと進みました。助産の勉強はとても大変で、母性看護学とは比にならない難しさがあります。レポートやアセスメントの課題が多く、研究、分娩介助のセルフトレーニングなどやるべきことがたくさんあり、こなしていくだけで精いっぱいの毎日...ですが、「この助産師さんがいてくれてよかった」と思っていただけるよう、しっかり知識と技術を身につけ、対象者に合ったケアを提供できる助産師になるべく、頑張ります!
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