人間環境大学

NEW総合
心理学部

"人"を知る、好きになる。
それが心理学。

文学も美術も、人間を見るもの。
理系の学問も、人間を観察することが根底にあります。
その中で、心理学は人間を「直接」見るものです。
より人間を好きになって、より正しく見ることができるようになる。
人が人である限り、そして誰かと関わり生きる限り、
必要なのは、もちろん自分自身も含め、人を知ること。
だから心理学は、面白いと思うのです。
本学部は、実験心理学の基礎的なものから
社会心理学、発達心理学、臨床心理学、産業心理学など、
すべての心理学を総合的に学べる四国唯一の学部です。
本学部のある、松山道後キャンパスに、
心理学界の中から有力な教師陣を集結させました。
ここ松山から、日本でも有数の心理学部を目指します。

総合心理学部
始動!

西日本
総合犯罪心理学科
誕生!

"人"を知る、好きになる。
それが心理学。

文学も美術も、人間を見るもの。
理系の学問も、人間を観察することが根底にあります。
その中で、心理学は人間を「直接」見るものです。
より人間を好きになって、より正しく見ることができるようになる。
人が人である限り、そして誰かと関わり生きる限り、
必要なのは、もちろん自分自身も含め、人を知ること。
だから心理学は、面白いと思うのです。
本学部は、実験心理学の基礎的なものから
社会心理学、発達心理学、臨床心理学、産業心理学など、
すべての心理学を総合的に学べる四国唯一の学部です。
本学部のある、松山道後キャンパスに、
心理学界の中から有力な教師陣を集結させました。
ここ松山から、日本でも有数の心理学部を目指します。

  • 愛媛・松山で国際水準の心理学を学ぼう!

     2022年4月に開設した総合心理学部は、顕在化する近年の様々な社会問題解決のニーズを受けて新たに誕生しました。人が集まるところには、同じ数だけ心があり、人生の全ての事柄は心理学に関係します。心理学の全分野、領域の学びがここにある。現代心理学のそれぞれの分野の第一線で活躍する教授陣が集結し、より実践的で深い学問・研究と、卒業後のニーズに十分に対応する就職に強いカリキュラムを兼ね備えた、ここにしかない総合心理学部が誕生します。

  • 総合心理学部長 教授

    佐藤 隆夫

    東京大学卒。ブラウン大学大学院心理学部博士課程修了。Ph.D.(哲学博士)。東京大学名誉教授。NTT基礎研究所主幹研究員、東京大学文学部・大学院人文社会系研究科教授(情報学環兼担)、立命館大学総合心理学部長・大学院人間科学研究科長を経て、人間環境大学総合心理学部長へ就任(2022年)。専門は人間の知覚・認知。主として、人間がものを「見る」仕組みの研究を行っている。

心理支援専門職
(公認心理師・臨床心理士)に完全対応。

公認心理師とは?

保健医療、福祉、教育といった分野で、他の専門職と連携をとりながら、心理学に関連する専門的知識や技術を活用し、相談や助言などを行い、心理的な面から支援する"心理専門職"です。2017年、国家資格として施行された資格です。

臨床心理士とは?

臨床心理士は、心の問題に取り組む"心理専門職"の証しとなる資格です。臨床心理学にもとづく知識や技術を用いて、人間の"こころ"の問題にアプローチする"心の専門家"です。

公認心理師・臨床心理士になるには

Department of Psychological Sciences

Features
学びの特長

カリキュラムを支える優れた教員陣から学ぶ、実用的な最先端の心理学

 総合心理学部には全部で14名の教員が就任します。東京大学名誉教授、元日本心理学会理事長、元国際心理学会議(ICP2016)副会長である佐藤隆夫学部長をはじめ、それぞれが心理学の各研究分野の第一線で活躍しています。学生数に対する教員数の多さは近隣でも随一で、教員1人あたり学生5~6人の研究指導を担当します。このため一人一人の興味関心に対して、きめ細かい教育と手厚い心理学の研究指導が可能となります。心理学の中に自分の研究テーマをしっかりと持ち、卒業研究としてまとめることで、社会の中で心理学の知識を活用できるようになります。

第一線で活躍する
教員陣が1人あたり
学生5~6人を指導!

14
総合心理学部 教員人数
総合心理学科の専任教員が研究する心理学の分野は多岐に渡ります。
  • 感覚・知覚
  • ストレス科学・恋愛
  • VR
  • 発達・司法
  • 健康・性格
  • 依存症・ギャンブル
  • 医療臨床
  • 認知行動療法
  • 脳科学
  • 動機・統計
  • 社会・進化
  • キャリア発達
  • 児童臨床
  • 認知・感情

心理学は、分野の幅が非常に広い学問です。
同じく幅広い研究分野を専門とする教員を集めたことで、総合心理学部では、自身が興味を持った分野をより深く探求できるようになりました。実用的な最先端の心理学の学びは、「心の問題」が多様化した現代社会において、就職後、あるいは日々の生活においても将来役立てることができます。

公認心理師養成に完全対応したカリキュラム

本学科のカリキュラムは、心理学で唯一の国家資格である「公認心理師」養成に完全対応しています。
さらに今後、第1期生卒業までに設置申請予定の大学院修士課程においても、「公認心理師」に対応していくほか、「臨床心理士」第1種指定校の認可も受ける予定です。
学部から大学院までを一体化させた環境で、心理専門職の道を目指すことができます。

多様な心理療法を学ぶことができる

 高度専門科目の中のアドバンスト臨床心理学科目には、「5大心理療法」と呼ばれる「行動療法」「認知行動療法」「遊戯・芸術療法」「精神分析療法」「人間性心理学」の専門科目を全てそろえています(西日本で唯一)。このうち、日本で唯一保険が適用される心理療法である「認知行動療法」には特に力を入れており、しっかり身につくよう、カリキュラムが工夫されています。
またこのように、様々な技法を学び、それぞれの特長を知ることは、実際に面接を行うにあたっての自身の得意分野を知ることに繋がります。3年次の「心理演習」の授業では、これらの技術を身に付けるため、専任教員が個別に、細やかに指導します。

5つの心理療法の幅の広さを知ると...

01
「心理療法とは何か」の
理解が深まる
02
効果的に心理療法を
操れるようになる
03
いろいろな悩みに
対応できるようになる

「知る」→「使う」 充実の実習施設

人の心のメカニズムに関わる「心理学基礎科目」、統計・実験・調査などの「分析スキル科目」、クライエントを支援する具体的な方法に関する「臨床心理学科目」、そして、現場でクライエントと接する技術を身につける「演習、実習科目」。
これら公認心理師養成課程において必要な科目を、個々に学ぶだけではなく、しっかり連動して身につくよう考え抜かれた練られたカリキュラム構成が本学科の特長ですが、公認心理師の実習教育もその一環です。
地域の拠点となる機関や、最新の設備やミッションを有する施設、先駆的な取り組みをしている(あるいは、各領域において、県内で最も信頼のある)施設を厳選しており、いずれも松山市内では実績と信頼のある施設ばかりです。

医療保健、教育、福祉、産業・労働、司法・矯正の「公認心理師5領域」全ての施設に実習に行くことが出来ます。
教育
愛媛県総合教育センター
医療保健
一般財団法人 創精会 松山記念病院
産業
順風会 健診センター
司法・矯正
松山少年鑑別所
医療保健
独立行政法人 国立病院機構 四国がんセンター
福祉
福祉総合支援センター

Curriculum
カリキュラム

(2024年度カリキュラム予定)

授業の特色をクローズアップ!

心理学の幅広い分野をカバーする専門科目が揃っています

心理学の分野ごとに独立した講義を設けているので、関心のある分野をより深く本格的に学べます

授業の特色
視覚の心理学
2年次
心理学の視点から、「見るしくみ」を解明する
私たちは日々、五感で捉えた情報 を脳に伝達・解釈し外界を認識していますが、その中でも情報源として大部分を占める「視覚」を取り上げて深く学びます。明るさ、色などの基本的なものから、空間的なパターン、運動、奥行きなど視覚を支える各要素を学び、それらを統合して認識するまでの過程の理解に導きます。
マインドフルネスの心理学
2年次
「マインドフルネス瞑想」を通して自分の本当の心に気づく
認知行動療法の新しい潮流として注目されるマインドフルネス。いかにして登場したのか、また、マインドフルネス瞑想とはどのようなもので、どのような対象に、なぜ効果を発揮するのか。背景や手法を学び、さらに実際に体験することで、その効果について理解を深めます。
学習・言語心理学
2年次
生物の行動変化の法則を解明する
私たちは毎日の経験を通じて、行動を持続的に変化させることで環境に適応していきます。学習心理学では、この変化について生物種を超えて一般化できる部分を連合学習の法則として解明しています。実際の生活環境を把握しやすい実験動物の行動を観察することで、法則が作られています。
精神疾患とその治療
公認心理師科目
1年次
身の回りの精神疾患について具体的な知識を習得する
この科目では、各種の精神疾患を引き起こす要因や診断方法のほか、薬物療法から心理社会的支援までを含めた幅広い治療法を学びます。さらに、実際の臨床現場における多職種間や医療機関との連携を想定したチームアプローチについても学びます。この科目での学びが、後の「心理実習」でのより充実した理解に繋がります。
恋愛心理学
2年次
身近な「恋愛現象」を科学的に捉える
私たちにとって身近な話題の「恋愛」について、科学的な視点からアプローチします。例えば、ホルモンや神経伝達物質などの恋愛によって引き起こされる様々な生理的変化を数値化していきます。そして、「恋愛」とはどのようなものであるかを説明することを目指します。
障害者・障害児心理学
公認心理師科目
2年次
発達障害児の症例は増加傾向にありますが、同時に早期診断と早期支援の有効性も報告されており、心理学的研究の必要性がますます高まっています。身体障害、神経発達症候群、精神障害について、それぞれの障害特性に関する基本的知識と支援の理解を深めていきます。
マーケティングの心理学
2年次
市場における人の心を学び、ビジネス戦略に活かす
企業の視点に立って、商品やサービスを売るための戦略について心理学的に学びます。マーケティング(市場分析調査)の手法を身につけ、商品やサービスを提案できる力を身に付けることを目指します。
顔認知とコミュニケーション
2年次
人の顔や表情は多くの情報を持っている
顔や表情の認知は円滑な対人コミュニケーションにおいて大きな役割を果たしています。顔から読み取れる多種多様な情報(個人の識別、性別、表情、印象など)がどのように処理され、日常生活のコミュニケーションにおいて機能しているかを学びます。
バーチャルリアリティの心理学
2年次
バーチャルリアリティ、いわゆるVRと人間との関わりを知覚・認知心理学の視点から捉えます。VR技術によって人間の中に生み出されるリアリティ、それを引き起こす映像や音声等の手法、装置、さらには人間の心理的要因にも焦点を当てて学びます。
ギャンブルの心理学
2年次
人はなぜ趣味をコントロールできなくなるのか
現代社会には様々な心の問題を抱えた例がありますが、そのうちの一つである依存症に焦点を当てたのが本科目です。ここでは、ギャンブル依存を中心に、診断基準から治療までを学び、その当事者と当事者を取り巻く環境への理解に繋げます。
モチベーションの心理学
2年次
私たちが行動を起こす際の動機付け、いわゆる「やる気」の概念を学びます。人が行動するとき「動機」は行動を生み出すエネルギーになりますが、その多種多様な性質と実際の行動との関連性を探ります。
ポジティブヘルス論
2年次
私たちの心と体は、いつでも健康という訳にはいかず、時には健康ではない状態になったりもします。健康と健康ではない状態の循環の中で、生涯を通して、積極的かつ持続的に、健康維持と増進につながるための心理学的理論と、社会生活における応用方法を学びます。

在学生Message

学園祭の初代実行委員として活躍。
自分のやりたいことが形になる喜び、
1期生の団結力の素晴らしさを実感!

 1年後期になって学んでいる「感情・人格心理学」が楽しいです。中でも性格は環境に影響されるのか、遺伝に影響されるのかという論点は、昔から自分なりに考えていたことでもあったので、学びの中で新しい発見があります。大学生活で一番の思い出は、初めての大学祭の実行委員会を立ち上げたこと。昔は生徒会や実行委員に憧れはあったものの、目立ちたくないなどの理由から避けてきましたが、学部設立1年目ということもあり、自分の意見をはっきり声に出して言えるような環境でならやれる!と勇気を出しました。結果、大学祭は大成功。自分の「やりたい!」の一言からみんなの協力で形になり、たくさんの方が足を運んでくださったことが本当に嬉しかったです。

上田 華澄さん
総合心理学科 1年
岡山県立玉野高等学校 出身
心理学の勉強はもちろん
趣味の料理や車いすバスケにも挑戦!
多忙ながらも充実した大学生活。

 全国から心理学専門の先生が集まると知って、授業を受けてみたいと思ったのが入学の動機でした。学内は車いす生活がスムーズにできるバリアフリー設計なのも、私にとっては魅力でした。本学は成績が試験100%評価なので大変ですが、心理学の中でも子どもから大人までの心と身体の成長過程を研究する「発達心理学」に興味があります。将来目指したい道は特にまだ決まっていないので、大学生のうちにやりたいことや夢を見つけて、勉強のモチベーションにできるようにしたいです。趣味の料理をもっと楽しむために料理・お菓子作りサークルに所属したり、初めて車いすバスケに挑戦したり。学業だけじゃなくプライベートでもスクールライフを満喫しています!

伊達 理沙さん
総合心理学科 1年 
松山東雲高校 出身
最新の研究発表に触れる貴重な
「日本心理学会」へ参加できたことは
今後の自分の誇りになる出来事。

 高校2年生の冬に愛媛新聞で新しく道後に総合心理学部ができることを知り、当時、心理学系の進学先を探していた自分にはここしかない! と感じ、受験したのがきっかけです。この1年で最も心に残っているのは、9月に参加した「日本心理学会第86回大会」のこと。本大会は、前期の成績上位者から学生2名を参加させるとの話だったので、せっかく勉強するなら、と参加を目標に必死で勉強しました。教員の言葉を借りれば「心理学オタク」と揶揄されるような人達に囲まれた学会参加でしたが、それでも知らない専門用語や最新の研究発表を間近で聞き、体感できたことは貴重な経験でした。大学祭の仕事も重なり大変でしたが、やり切ることができてよかったです。

大内 理央さん
総合心理学科 1年 
学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校 出身
個性あふれる1期生に囲まれ、
幅広い領域に視野を広げながら
心理学に向き合える充足感。

 愛媛県内唯一の心理学部であり、特別奨学生選抜試験が採用されていることが、本学部を目指す決定打になりました。現在は、心理学プロゼミナールの授業で先生が行っている実験・研究等の活動に実際に参加することで、心理学に関するさまざまなスキルの向上をはかっています。個人的にはゲームや飲酒の依存について興味があり、2年で履修する「依存症の心理学」という講義に期待しています。1期生だからか、学生は個性あふれるメンバーが集まっていますが、みんな個々人の得手不得手を理解し合い、のびのびと過ごせる大学になっていると感じます。男女分け隔てなく交流があり、ペアワークでは誰と一緒になっても円滑に活動ができて楽しいですね。

鈴木 真由さん
総合心理学科 1年 
愛媛県立宇和島東高等学校 出身
1年次から実験や研究を体験。
心理カウンセラーを目指すためにも、
今後4年間かけて学ぶすべてに期待。

 学生の頃から心理カウンセラーに憧れを抱いており、大学でどの分野の心理学を学ぶかを迷っていた時に、多岐に渡る分野で学べるこの学部に出合いました。1年次からゼミがあり、簡単な実験や研究なども始めています。4年間のカリキュラムの中で私が1番気になっているのは、3年次で受講できる本格的な心理学実験です。今習っている基礎知識を早く実践してみたいです。本学は雰囲気が柔らかく、先生もみんな優しく明るい方ばかりで、たわいもない話をしながら毎日楽しく過ごしています。沖縄を出て、大学近隣の寮で一人暮らしを始めたので、勉強や部活、バイトの間に初めての家事と、やるべきことが多くて目まぐるしい日々ですが、とても充実しています!

池保 桃香さん
総合心理学科 1年 
沖縄県立普天間高等学校 出身
心理学は"心"について理解を深めるスケールの大きな学問。
在学1年で、そのおもしろさの虜に。

 もともと、漠然と心理学を学びたいと考えていましたが、多種多様な心理学を総合的に学べる学部が愛媛県内に新設されることを知り、受験しました。私立大学を受験するにあたって、最もネックだった学費が格段に安くなる入試方式「特別奨学生B」に選抜され無事合格することができました。本学部では臨床心理学、パーソナリティ、児童の精神の発達、心理学の歴史など幅広い分野を学んでいます。中でも、私は「精神疾患とその治療」という授業が好きで、熱心に取り組んでいます。実際に学び始めて、人の成長や健康状態、人間関係にまで影響を与える「心」について理解を深める、スケールの大きい学問であることを再認識し、毎日ワクワクしながら勉強しています。

上森 勇大さん
総合心理学科 1年 
愛媛県立今治東中等教育学校 出身

Department of Crime & Psychology

客員教授 樋口 建史
第89代警視総監
総合犯罪心理学科 学科長
教授 友永 雅己

NEW 総合犯罪心理学科 別冊リーフレットを新規公開!

Features
学びの特長

総合心理学科の14人の教員陣とあわせて、
心理学者22人による日本最大級の心理学教育がはじまる!

このたび新設する総合心理学部総合犯罪心理学科は、現代社会における大きな問題の一つである犯罪に着目し、さまざまな規模における「安心・安全とは何か」を心理学の立場から科学的に分析します。

総合犯罪心理学とは?

犯罪を時間と空間という2軸をテーマとして、心理学で根本からとらえ直します。個人が犯す罪の動機から更生へ、社会が犯す犯罪(戦争、テロ)から平和、そして安心・安全社会を導くための防犯のあり方を探求します。犯罪とは何か? 心とは何か? といった人間にとって本質的な問題に取り組むのが総合犯罪心理学!

総合犯罪心理学科で公認心理師を

心理学の国家資格である「公認心理師」の受験資格に完全対応したカリキュラムも準備されており、今後、松山道後キャンパスに設置申請予定の大学院で学ぶことで、心理支援のプロフェッショナルへの道も拓けます。

総合犯罪心理学科の4つの強み

「総合犯罪心理学」は、こころと社会の問題を理解し、解決する、科学的で実践的な学問
1 唯一無二のカリキュラム
「総合」犯罪心理学科ならではの学び
現代社会のさまざまな問題を時間軸(予防・発生・支援・更生まで)とスケール軸(個人・集団・社会・サイバー空間まで)を意識しながら総合的に理解する。
1年次から少数ゼミナール形式で総合犯罪心理学の最前線にふれることができ、学年が上がるごとに、罪を犯すこころの仕組みやこころの安心・安全や犯罪捜査・被害者支援の現場を体系的に学ぶことができる。
2 世界水準の教員陣
こころのケアの専門家に加え、罪を犯すこころのはたらきと犯罪予防の研究者や、捜査現場を知る実務家も揃う
捜査心理学
プロファイリングとポリグラフで犯人の人物像と記憶に迫る
サイバー犯罪の心理学
情報技術を利用したサイバー攻撃やサイバー空間内のトラブルを取り上げ、その解決・予防策を探る
テロリズムの心理学
市民がテロリストになってしまうこころの仕組み、テロリズムを生み出す社会の諸問題を明らかにする
こころの安心・安全学
個人や社会にとっての安心・安全とはなにかを考え、犯罪のない社会の実現を目指す
安心・安全な社会をつくるさまざまなプロへの道~総合犯罪心理学科で学ぶ~
3 多様な就職先
司法や捜査の現場だけでなく、一般企業や地域都市計画の公務員など、就職後に活きる実践的な心理学を学ぶ
さらに、講義「心理学とキャリア」を通して学科として将来を見据えたサポートを用意
  • セキュリティ企業・保険会社(データの分析家)
  • 公務員(家庭裁判所調査官、法務省技官、警察官、自治体職員)
  • 国際NPO・一般企業の危機管理部門
4 「公認心理師」取得可能
国家資格公認心理師に完全対応したカリキュラム。
さらに2026年春までに、松山道後キャンパスに臨床心理士第1種指定大学院併設を計画中
※公認心理師とは... 心理学の国家資格。司法領域のほか、心理専門職としてこころや社会の問題解決に取り組む道を目指せる
  • 警察心理職
  • スクールカウンセラー
  • 犯罪被害者支援団体
  • 家庭裁判所調査官
  • 法務省技官(少年鑑別所や少年院等)

Curriculum
カリキュラム

(2024年度カリキュラム予定)

授業の特色をクローズアップ!

心理学の幅広い分野をカバーする専門科目が揃っています

心理学の分野ごとに独立した講義を設けているので、関心のある分野をより深く本格的に学べます

授業の特色
比較認知心理学
2年次
心はいかに進化してきたのか、そして、それはなぜか
こころを進化という時間軸の中でとらえることにより見えてくる、多様性と収斂について、さまざまな動物種を対象にした研究を紹介しつつ理解を深めていく。基礎的な知覚や認知の比較研究に始まり、道具使用などの生態学的知性、他者理解などの社会的知性の進化までを論じていきたい。
犯罪心理学概論
1年次
犯罪行為が発生するメカニズムから解決、予防まで
総合犯罪心理学の基礎として、犯罪行為を起こす神経心理学的基盤、他者とのコミュニケーションにおける諸相、犯罪行為と関連するパーソナリティ及び精神疾患、犯罪行為の誘因となり得る社会環境、犯罪発生件数が急増するサイバー空間等を学ぶ。
こころの安心·安全学
2年次
個人や社会や世界にとっての安心・安全とは何か
心理学や脳科学など視点から総合的に学習する。いつ・だれにとっての安心・安全なのかを考えることで、そもそも安心・安全とは何かを考え、犯罪の予防、加害者・被害者の理解と支援、国家レベルの問題の解決策を総合心理学の枠組みから学ぶ。
異常心理学
2年次
"こころの病"の背後にある心理社会的なメカニズム
異常とは何か、"こころの病"はいかなる意味で異常とみなしうるかの検討から始め、それぞれの疾患において見出されているメカニズムやモデルの学習を深めていく。同時期に開講する「健康・医療心理学」では本科目で扱われる"こころの病"への支援の運用が扱われるため補い合う関係となる。
捜査心理学
2年次
プロファイリングによる犯罪分析
はじめに、プロファイリングの考え方の誕生を紐解きながら、FBI方式とリヴァプール方式とそれぞれ呼称される二つの方式について学ぶ。次に、犯人の特徴や属性を推定する犯罪者プロファイリング(犯人像推定)と犯人の居住地などを推定する地理的プロファイリングとについて学ぶ。
テロリズムの心理学
2年次
テロリズムに対する犯罪捜査や人質交渉の基本
テロリズムは、犯人個人にとっての利益が目的ではなく、個人の動機を超えた大義によって引き起こされる点で一般の犯罪と大きく異なっている。テロリズムについて、国際問題、民族問題、宗教問題、政治問題、法律問題、テロリストの個人的な問題という観点から現象を理解し、今日の社会で起きている問題を考える。
サイバー犯罪の心理学
2年次
安心・安全なサイバー空間での生活のためのアクション
安心・安全に関する知識や、サイバー攻撃や特殊詐欺等、情報技術を利用した犯罪やその被害について概観し、その対策のための技術開発の現状と課題を学ぶ。また捜査に活用できる情報科学の要素技術を紹介し、実空間の防犯について議論する。
偏見・差別と犯罪
2年次
個人と社会のスティグマから犯罪を知る
近年顕在化している、スティグマに起因する犯罪(ヘイトクライム)について取り上げ、犯罪の背景にある社会的要因・認知的要因について講義を行う。また、犯罪や精神疾患に関連するスティグマ、具体的には犯罪加害者や被害者に対するスティグマについても扱う。

総合心理学部
卒業後の進路

就職なら、心理学

ビジネス・クリエイティブ業
(システムエンジニア、プログラマー、広告デザイナー、人事コンサルタント、
  
商品企画・開発、組織・環境デザイン)

データサイエンス分野
(データサイエンティスト、データ分析コンサルタント、市場調査員、新聞・雑誌の取材や編集)

コミュニケーション分野
(営業職、ツアーコンダクター、飲食店・アパレル・ホテル等の接客業、コールセンター業務)

公務員
(公務員、法務教官、家庭裁判所調査官、警察官、科学捜査研究所心理職、児童心理司)

心理専門職
(病院での心理支援、スクールカウンセラー、産業カウンセラー)

※公務員試験対策プログラムも心理のコアカリキュラムに並行して用意しています。

※大学院進学指導プログラムも演習指導を中心に効果的に支援します。

※目指せる資格は、公認心理師、臨床心理士、准学校心理士、認定心理士、統計検定、WEB解析士、ビジネス実務マナー検定、ビジネス能力検定、サービス接遇検定、メンタルヘルス・マネジメント検定、ホテルビジネス実務検定、サービス介助士、色彩検定、ファッシ音色彩能力検定、カラーデザイン検定、カラー・コーディネーター検定、MOS(Microsoft Office Specialist)など

取得可能な免許および資格

□公認⼼理師 □臨床⼼理⼠ 
□准学校⼼理⼠ □認定⼼理⼠ 
□WEB解析⼠
 □MOS 
□メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種

松山道後キャンパスのご紹介

松山でしか
学ぶことのできない価値が
ここにある。

ショッピングや観光スポットも充実し、コンパクトながらも程よく開かれた松山市。
その中心部にある松山キャンパスはアクセス便利で通学もラクラク。充実のキャンパスライフが楽しめます。

POINT.1 家賃が安い!東京の半分以下!
POINT.2 通学時間の短さ キャンパスに駐車場も完備
POINT.3 病院・診療所までの距離の近さ
POINT.4 ショッピングセンターまでの距離の近さ
POINT.5 地域でとれた取れた食材の入手のしやすさ
地図

自転車で周れる距離の中に松山の魅力がギュッと凝縮!

エスプリ(ESPRIT)

エスプリ(ESPRIT)

ケーキや焼き菓子など、おいしいスイーツが揃っている松山屈指の人気店。作るのに3日かかるショートケーキは絶対食べるべし。

足湯

足湯

小説「坊ちゃん」のキャラクターが登場するカラクリ時計。すぐ横には、美肌で有名な道後温泉の源泉を使った「足湯」がある人気スポット!

道後の町屋

道後の町屋

懐かしく居心地の良いレトロモダンなカフェで、地元客・観光客がたくさん訪れます。定番も良いけど、月替わりの限定バーガーがお勧めです。

道後温泉

道後温泉

道後温泉は「日本書紀」にも登場する日本最古の温泉。美肌のために温泉に入るもよし、気軽に足湯を楽しむもよし!

嬉しいトコロがいっぱい