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日本・・
犯罪心理学科、
誕生!

NEW
心理学部

人の心はミステリアス。
だからこそ確実に知りたい。

こころの謎に迫る試みは、遠くギリシア時代にまで
さかのぼります。今日に至るまで哲学、文学、医学、
さまざまな学問がこころの謎に臨んできました。
そうした試みのなかで、19世紀に科学としての心理学が
確立されました。
以来、こころの謎解きに心理学が果たしてきた
役割は大きく、多くの成果を生み出しました。
人間環境大学心理学部では、その成果を学ぶとともに、
未解決のこころの問題に挑みます。

人の心はミステリアス。
だからこそ確実に知りたい。

こころの謎に迫る試みは、遠くギリシア時代にまでさかのぼります。
今日に至るまで哲学、文学、医学、さまざまな学問がこころの謎に臨んできました。
そうした試みのなかで、19世紀に科学としての心理学が確立されました。
以来、こころの謎解きに心理学が果たしてきた役割は大きく、多くの成果を生み出しました。
人間環境大学心理学部では、その成果を学ぶとともに、未解決のこころの問題に挑みます。

  • Message

    人間環境大学心理学部は新たなステージへ

    2022年4月、人間環境大学は新たに心理学部を設置し、心理学科と日本初となる犯罪心理学科の2学科体制での学びが始動しました。心理学科は今日まで築き上げてきた知的財産を礎として、「臨床・障害」、「子ども・発達」、「対人・社会」の3領域を中心に学びを展開し、社会で幅広く活躍できる人材の教育に邁進します。また、犯罪心理学科は、「法心理学」、「犯罪科学」、「捜査・防犯」、「犯罪臨床」の4領域から現代社会の犯罪の背景にある問題を心理学的に分析し、犯罪を生み出す人間の諸特徴や社会・文化・経済的諸相を理解するとともに、犯罪抑止の方法を科学的に探究します。

  • 心理学部長 教授

    厳島 行雄

    日本大学文学博士。
    専門は記憶と供述の心理学。刑事事件における供述者の供述の信用性評価を心理学の立場から研究している。実験室実験やフィールド実験を駆使して、現実の事件で問題になる供述者の評価のための鑑定も数多く手がけている。刑事事件専門家証人として裁判所で証言もしてきている。

学科長のコメント

  • 心理学科長 准教授
    坂本 真也

    こころと出会い、こころに向き合う力を磨く

    心理学科では、臨床・障害、子ども・発達、対人・社会の各領域を中心に心理学を幅広くかつ専門的に学ぶことができます。そして、こころを科学的に分析する力とこころを援助する力を身につけることを目指します。

  • 犯罪心理学科長 准教授
    西山 めぐみ

    問題分析力を養い、よりよい社会の実現を目指す

    犯罪心理学科は、犯罪にまつわる問題を包括的にかつ深く学ぶことができる充実したカリキュラムを整備しています。経験豊富な教員による指導&少人数教育で、一人ひとりの可能性を広げます。

Department of Psychology

Features
学びの特長

  • 3つの主要な心理学の領域から
    広く深く学ぶ

    現代社会は、不安、ストレス、うつ、発達障害など人のこころや発達に関する問題を多く抱えています。心理学の学びを通して、これらの問題解決に必要な知識とスキルを身につけることができます。心理学科では、調査や面接、実験などの多様な心理学の研究法を用いて、こころの仕組みや働き、対人関係や集団(社会)の心理について追究し、これらの問題に関連する要因を明らかにしていきます。さらに、こころの問題の成り立ちやその背景要因を分析し、一人ひとりのニーズに応じた心理的援助についても実践的に学んでいきます。

  • 臨床・障害心理学領域

    こころの問題や障害に関連する臨床心理学を中心に、心理検査・心理面接といった心理分析・心理的援助について実践的に学びます。

  • 子ども・発達心理学領域

    生涯にわたるこころの発達過程やその背景要因を追究するとともに、学校や地域との連携・協働のあり方、子どもへの心理的支援について学びます。

  • 対人・社会心理学領域

    情報、他者の存在、人の行動や感情の相互作用、組織における人間関係、メンタルヘルスなど、生活・社会に直結する心理学を学びます。

心理学の専門的な学びから心理職へ。

  • 医療分野

    精神科病院
    クリニックの心理士

  • 教育分野

    スクールカウンセラー
    教育相談員

  • 福祉分野

    心理療法担当職員
    児童心理司、心理判定員

  • 産業分野

    産業カウンセラー
    キャリアコンサルタント

心理学科では、心理学の基礎知識に加え、「臨床・障害心理学領域」、「子ども・発達心理学領域」、「対人・社会心理学領域」といった専門領域や実験・実習など専門的かつ実践的な学びを通して、多くの分野で活躍できる心理専門職への道を目指すことができます。

心理専門職「臨床心理士」「公認心理師」資格取得を支える6年間一貫教育

入学時より臨床心理士・公認心理師資格を持つ実践経験豊富な教員から学び、大学院進学により、「臨床心理士」「公認心理師」のダブル取得を目指せます。学部・大学院共に公認心理師カリキュラムに対応、最短で受験資格を得ることができます。

Curriculum
カリキュラム

心理的支援の実践と科学的な心理学研究を基盤とし、
専門領域の心理学の学びを深めます

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(2023年度カリキュラム予定)
※橙色の字は公認心理師資格関連科目です

授業の特色をクローズアップ!

「心理学」の基礎から実践まで幅広く学ぶ

心の理解を深め、心に寄り添い社会に
応用できる「心理学」を実践的に学びます。

授業の特色
  • 心理学とキャリア
    1年次

    心理学の学びを将来の
    キャリア(就職・進路)につなげる

    キャリア発達論の基礎知識の獲得を目指し、大学4年間で学ぶ心理学という学問が将来の職業にどのように活かせるのか、心理学のさまざまな分野の内容の概観と職業の紹介を通じて、学問と社会のつながりについて学んでいきます。

  • 社会・集団・家族心理学
    2年次

    人や集団の行動や感情に対する
    相互作用や他者の影響について理解する

    多くの人やモノに囲まれた生活を送る私たちは、周囲の環境や人々に影響を与え、また周囲から影響を受けながら生きています。私たちの周囲の出来事がどのようなメカニズムで起きるのか心理学的に理解していきます。

  • 心理学ケース研究
    3年次

    事例研究を通して心理療法・カウンセリング
    など心理的支援のあり方を考える

    カウンセリングや心理療法などの心理的支援を深く学ぶためには、実際にクライエントとかかわっている事例(ケース)について理解することが必要です。事例研究を通して、クライエントのこころの変容にどのように寄り添うか考えていきます。

  • 心理的アセスメント
    3年次

    心理検査・心理テストなどから
    人のこころの特徴を把握し分析する

    悩みなど抱えているクライエントに対する心理的援助を行う上で、方針を決めるために必要となる情報の収集、分析が行われます。その中心的なツールが心理検査です。さまざまな検査の実施方法や解釈の仕方、クライエントへの伝え方を学びます。

  • 子どもの心理療法
    3年次

    遊びや箱庭を通して、子どもや
    思春期のこころのあり様や援助を学ぶ

    子どもの心理療法では、遊びや箱庭といった表現を理解しながら支援を行っていきます。また、遊びには、こころの問題を癒したり、こころの成長を促進する作用があります。乳幼児期から思春期までの発達段階に応じた支援を考えていきます。

  • スクールカウンセリング
    4年次

    学校現場の問題であるいじめ・不登校の
    理解とカウンセリングの特徴を学ぶ

    いじめ、不登校、貧困、虐待など、学校現場を取り巻くさまざまな問題の背景にある要因や、これらの問題を理解するための方法について学びます。いじめや不登校の予防、教師や保護者との連携、児童生徒への援助など、多岐にわたり追求していきます。

専門領域とゼミナール紹介
  • 臨床・障害 心理学領域

    • 髙橋 蔵人
      心理学ケース研究
    • 二宮 有輝
      臨床心理学概論

    心理療法やカウンセリング、心理検査、家族関係、夢、昔話など、心理臨床に関することを学びます。「こころ」を学ぶことは、人々の生き方を学ぶことであり、1つの正解というものは存在しません。常に吟味し探索していくため、それだけやりがいもひとしおです。

  • 子ども・発達 心理学領域

    • 坂本 真也
      教育・学校心理学
    • 丸山 宏樹
      発達心理学
    • 城田 純平
      人間存在論
    • 鑓水 秀和
      学習・言語心理学

    こころの発達には、学習、認知、人格、モチベーションなどさまざまな側面があります。実験や調査を通して、これらの背景にあるメカニズムを明らかにしたり、スクールカウンセリングにおける教育現場でのこころの健康支援やいじめ予防などの実践的な研究も行っていきます。

  • 対人・社会 心理学領域

    • 三後 美紀
      心理学とキャリア
    • 吉武 久美
      社会・集団・家族心理学

    対人関係や社会の中で生じることは全て研究対象です。例えば、表情や態度から気持ちを理解する方法、家族や友人そして恋愛関係などの心の動き、進路就職に関連するキャリア形成など、社会で生じる様々なことに興味を持って研究していきます。

Department of Criminal Psychology

Features
学びの特長

  • 心理学の観点から、犯罪について考える。

    犯罪心理学科では、犯罪に関する諸問題について、その背景にあるメカニズムを心理学的に理解するとともに、心理学の知見や心の援助を犯罪の防止や更生に役立てていくことを学びます。
    犯罪の発生や再犯の防止、被害に遭われた方への対応など、犯罪を取り巻く問題はさまざまです。犯罪心理学科では、犯罪心理学発展科目として「法心理学領域」「犯罪科学領域」「捜査・防犯心理学領域」「犯罪臨床領域」の4領域を設置しており、犯罪心理学を包括的にかつ深く学ぶことができます。

【犯罪心理学基盤科目】

心理学の知識&スキル
基礎心理学から応用心理学まで、心理学に関する基本的な知識とスキルを身につけます。これらは犯罪心理学を学ぶための土台になります。

【犯罪心理学発展科目】

  • 法心理学領域
    法が無ければ、「犯罪」は存在しません。そもそも犯罪とは何か、さらに、裁判や冤罪などの問題についても考えます。
  • 捜査・防犯
    心理学領域
    犯罪捜査や防犯において、心理学の研究知見がどのように活用されているか、また、今後の課題についても考えます。
  • 犯罪科学領域
    人はなぜ罪を犯すのでしょうか。犯罪の背景にある要因について、わたしたちのこころや社会(環境)など、多角的な視点から考えます。
  • 犯罪臨床領域
    非行少年や犯罪者の非行性や犯罪性について理解を深め、それらを改善するための処遇方法について考えます。

少人数の実践的な教育で、
生きた知識とスキルを身につける。

少人数教育により、一人ひとりに対してきめ細かな教育・指導を行います。また、犯罪心理学領域の専門家が多数在籍していることも、犯罪心理学科の魅力の一つです。さらに、演習や実習などの実践的な学びを通して、生きた知識とスキルを身につけます。

問題を分析・解決する力を磨く。

4年間の学びを通して、心理学と犯罪心理学の知識・スキルだけでなく、多くの企業、そして社会に求められる「問題を分析・解決する力」を身につけます。卒業後は、特に、学びと直結する司法・犯罪分野における関連機関、業種・企業において活躍が期待されます。

Curriculum
カリキュラム

「犯罪」をとりまく問題について4領域から
包括的に深く学び、多角的な視野と
問題解決力を身につける

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(2023年度カリキュラム予定)
※赤色の字は公認心理師資格関連科目です

法心理学領域

犯罪心理学を学ぶために必要となる「法」の基礎知識を学ぶとともに、
刑事事件における目撃供述の正確性について検討します

刑事裁判では、目撃供述が主な証拠となり、被告人の有罪・無罪が決定される場合があります。この目撃供述によって、裁判が誤ることも知られています。
法心理学領域では、「法」の基礎知識を身につけるとともに、さまざまな心理学的手法を用い、目撃供述の誤りの原因を究明します。

授業の特色

供述心理学

発展を続ける供述心理学の足跡から
供述に関する事実と理論について学びます

供述心理学は19世紀の終わりごろ、フランスで始まり、その後、日本へと導入され、細々と発展してきました。しかし1970年代以降、認知心理学や日常認知心理学における人間の認知能力の解明に伴って、供述に関する広範囲で体系的な研究が展開されるようになりました。本授業では、供述心理学の発展の足跡をたどり、発見された主要な事実や諸理論について学びます。

目撃証言の心理学

目撃証言にまつわる諸問題に対する
心理学的アプローチについて学びます

目撃証言に関する研究知見や事例をもとに、「注意」、「感情」、「ストレス」など、目撃証言に影響を及ぼす様々な要因について考えます。また、人物識別や捜査面接法、目撃証言の研究法について学び、その問題点についても理解を深めます。

ゼミナール

厳島ゼミ

ゼミでは、主に目撃者の供述の正確さに影響を及ぼす様々な心理学的要因について検討しています。犯罪現場を目撃した目撃者は、犯人を見ている可能性が高く、事件の解決にとって極めて重要な参考人になります。そして、この目撃者の記憶が誤らないのであれば、目撃者が裁判で証言しても、信用できます。しかし、残念ながら、この目撃者の記憶を頼ったがために裁判を誤ることが数なからず報告されています。どうして目撃者は誤るのでしょうか。ゼミでは心理実験により、目撃者の記憶の誤りの原因を解明していきます。

犯罪科学領域

人が過ちを犯す背景には何があるのか、科学的根拠にもとづいて考えます

犯罪の防止や犯罪捜査、犯罪者の処遇について考えるためには、まず、人が過ちを犯してしまう「原因」について理解を深める必要があります。
犯罪科学領域では、実験や調査などから得られたデータにもとづいて、人が過ちを犯す背景にあるさまざまな要因について多角的に検討していきます。

授業の特色

犯罪心理学概論

司法・犯罪心理学の基礎を学び、犯罪の社会的・
臨床的な問題への理解を深めます

非行や犯罪の動機や背景を理解し、加害者への取り組みについて学びます。また、少年院や刑務所、家庭裁判所といった関係機関の役割や機能を理解するとともに、支援活動のあり方について考えます。さらに、被害者への支援や対応についても学びます。

犯罪行動科学

犯罪行動の背景にある「こころの闇」を
科学的な視点から理解していきます

犯罪や非行の原因が「こころの闇」という言葉で説明されることがあります。そのような曖昧な言葉の意味を客観的に理解するために、心理学や脳科学にもとづいて人間の行動の仕組みを学ぶことを通して、犯罪や非行の原因について考えていきます。

ゼミナール

山脇ゼミ

ゼミでは、犯罪心理学について、科学的な視点で理解を深めてもらいたいと考えています。私自身が潜在的な攻撃性に関する研究や少年院で活用されている感情学習プログラムに関する研究を行なっているため、犯罪心理学で活用される科学的な手法について学んでいただきます。また、統計分析も実施し、心理的な構成概念を科学的に検討します。ゼミのメンバーは、犯罪からの立ち直り研究やデートDVなど犯罪心理学に関する研究を行なっています。その他のテーマについても幅広く各自の関心を追究する研究テーマとなっており、発表やディスカッションを通じてより良い研究を実施していきます。

捜査・防犯心理学領域

心理学を応用して、人々が安心・安全に過ごせる地域社会の実現を目指します

私たちが犯罪に巻き込まれずに、安心・安全に暮らしていくためにはどうすれば良いでしょうか。
捜査・防犯心理学領域では、実際の犯罪捜査や地域防犯活動において、心理学の知見がどのように活用されているかについて学ぶとともに、犯罪捜査・防犯に関わる未解決の問題・課題に取り組んでいきます。

授業の特色

捜査心理学演習

犯罪捜査の支援をテーマとして
心理学の応用を体験しながら学びます

実際の犯罪捜査の過程で行われる検査や面接において、さまざまな心理学の知見が応用されていることを、体験を通して実践的に学びます。こころの働きを学びながら、犯罪捜査における心理学の役割や可能性について理解を深めていきます。

防犯科学

地域・社会に求められる効果的な防犯対策や
防犯活動について考えます

私たちをとりまく様々な環境的要因が犯罪の発生にどのように関わっているかについて学びます。その上で、防犯心理学に関する先行研究や事例をもとに、効果的な防犯対策や防犯活動(犯罪を防ぐための方法)について考えます。

ゼミナール

皿谷ゼミ

皆さんは万引きについてどのような印象をもっていますか。万引きは皆さんの近くにある犯罪であり、世界中で問題になっている犯罪です。そこで万引きを防ぐために私は「従業員の防犯への動機づけ」と「万引きのしにくい環境づくり」を目指して研究を行っています。このように、私のゼミでは身近にある犯罪を防止するための研究を行っていきます。講義で学んだことと実際のフィールドで感じることは違うということを経験してもらいたいと思っています。皆さんの感じたことを一緒に探求していきましょう。皆さんの関心が地域を守ります。

犯罪臨床領域

非行少年や犯罪者のさまざまなこころを"感じ、考えます"

非行少年や犯罪者は、なぜ逸脱行動に及ぶあるいは及ばざるを得ないのでしょうか。その背景には様々な要因があります。
犯罪臨床領域では、非行少年や犯罪者へのアセスメントやカウンセリングなど、実践的な関わりから得られた知見を中心に、彼らのこころについて考えます。

授業の特色

犯罪臨床演習

非行少年や犯罪者を理解し、
「立ち直り」を支える取り組みを学びます

非行少年や犯罪者の「立ち直り」あるいは「更生」のために、彼らのこころを理解し、寄り添うためのスキルについて、演習を通して身につけます。心理検査やグループワーク、集団精神療法など、さまざまな方法を実践的に学びます。

被害者の心理学

「被害者」の立場や支援について、
警察や民間での取り組みについて学びます

犯罪が起こると加害者と「被害者」の二者関係ができます。ニュースで報道されるのは事件の概要や加害者のことが中心です。多くの人は「被害者」に目を向けることや考えることは少ないかもしれませんが、「被害者」の精神的なダメージは非常に大きいのです。「被害者の心理学」では、「被害者」に対して私たちができることを考えていきます。

ゼミナール

今井田ゼミ

どうして人は、非行や犯罪を行ってしまうのでしょうか?また、非行や犯罪の被害を受けた人々は、心や体にどのような症状を引き起こすのでしょうか?臨床心理学の観点から、非行と犯罪の原因や被害者心理について理解を深めていきます。
ゼミでは、加害者の心理や生育環境について、カウンセリングの事例や研究論文を通して学んでいきます。さらに、被害者に対する心理的支援についても学びます。卒業論文では、犯罪臨床について、質的研究や量的研究から探求します。

心理学科/犯罪心理学科
卒業後の進路

一歩先を見据えた、
JINKANの就職・進路相談室

一歩先を見据えて時代を切り開くために、
まずは自分を知ることが大切。
自分の将来像をイメージして、
そこから実現に向けてサポートします。

  • 2021年度 就職率 (令和4年度2月現在)

    98.6%
    一人ひとりと向き合ったサポート体制で
    高い就職率を達成

    目標の達成に向けて、教員と就職・相談室職員が連携してサポートをしています。
    一人ひとりと真剣に向き合って共に就職活動を進めることで、高い就職率につながっています。

心理学部が目指す将来像

こころの仕組みを学び、実社会で活かす

  • 心理学の幅広い学びを
    活かした一般企業

    企画・営業・人事・対人サービス・
    セキュリティ関連企業など

  • 心理専門職・研究職

    医療・教育・産業・福祉の現場、
    研究所など

  • 公務員

    公務員(一般職)・警察官・法務教官
    など

  • 主な就職実績

     公務員  警視庁/愛知県警察/名古屋市交通局/岡崎市役所/国立大学法人豊橋技術科学大学/西尾市教育委員会
     一般企業・団体職員公務員  トヨタ自動車/アイシン・エィ・ダブリュ/デンソー/岡崎市民病院/社会福祉法人愛生福祉会/社会福祉法人愛隣会/豊岡会グループ/ベネッセスタイルケア/名古屋鉄道/十六銀行/第三銀行/愛知県中央信用組合/東京海上日動火災保険/あいおい損害保険/イオンリテール/イトーヨーカ堂/トランスコスモス/トヨタカローラ愛知/ジェイアール東海パッセンジャーズ/ホテルグランコート名古屋/名古屋マリオットアソシアホテル/サマンサタバサグループ/ウェルシア薬局/なごや農業協同組合/JTB中部/近畿日本ツーリスト など

  • 主な進学実績

    名古屋大学大学院(教育発達科学研究科)/宮城教育大学大学院(教育学研究科)/上越教育大学大学院(教育学研究科)/信州大学大学院(教育学研究科)/愛知教育大学大学院(教育学研究科)/人間環境大学大学院(人間環境学研究科)/愛知淑徳大学大学院(心理医療科学研究科)/愛知学院大学大学院(心身科学研究科) など

取得可能な免許および資格

□公認⼼理師  □臨床⼼理⼠ 
□認定⼼理⼠  
□メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種

Message

それぞれの専門領域の学びをインタビュー

心理学を対人援助に活かしたい。
学びを深め、介護福祉業界の道へ。

 心理学は、人間関係や仕事、障害など、様々なことに関係しています。だからこそ、学ぶべきこと、考えるべきことが多く、社会に広く活かすことができる学問だと思います。こうした思いから、私は介護福祉業界への就職を目指しています。
 私自身もそうですが、「心理学を対人援助に活かしたい、社会に貢献したい」と思っている人は、本学にとても適していると思います。一見すると関係ないようなことにも心理学は関わっています。本学では、このような私たちの気づかないようなところに潜む心理学についても学ぶことができます。「心理学」と聞くと硬いイメージがあるかもしれませんが、なんとなくやってみたいという興味を持つだけでも、世界はグンと広がると思います。

石川 翔太さん
人間環境学部 心理学科 3年
愛知県立豊明高等学校 出身
将来の夢はウエディングプランナー。
心理学の学びを活かして、お客様との信頼関係を大事にしたい。

 将来の夢はウエディングプランナーになることです。小学校の時に叔母の結婚式に参列した際、その場にいた全員がとても幸せそうな表情をしていて、「私も人を幸せにできる仕事をしたい」と憧れるようになりました。今は、夢の実現に向かってより良い接客をするためにカウンセリングを学んでいます。人との関わり方、そしてカウンセラーとして大切なことは、接客業でのお客様への対応に通じていると考えます。カウンセリングではクライエントとの信頼関係が重要になりますが、ウエディングプランナーもお客様との信頼関係を築くことが大切なので、信頼関係を築くための接し方をカウンセリングの授業を通して学んでいます。また、本学では、国や性別、立場の違う様々な人の考えを学ぶことができます。事例を通して、心理学的な問題への対応についても理解を深めることができます。
 好奇心旺盛な人や接客業に就きたい人、カウンセラーになりたい人など、チャレンジ精神の旺盛な人にはとても刺激的な大学だと思います。

服部 かれんさん
人間環境学部 心理学科 3年 
愛知県立豊野高等学校 出身
心理学からひも解くSNSにおける対人関係。
この研究を将来の仕事へつなげるのが夢。

 高校生の頃から、「自分の好きなことやできることで人の役に立ちたい」という夢を持っていました。本学に入学して様々な授業を受ける中で、2年生の頃に対人関係の研究に興味を持ち、「せっかく研究するなら仕事に役立てたい」と考えるようになりました。今は、ゼミでSNS上の対人関係について研究しています。研究を通して、人はSNSを利用して共通の趣味をもつ友人とつながったり、グッズなどの交換をしたりする傾向があることが分かったので、将来は、より多くの人が快適に楽しく参加できるようなイベントやコラボカフェなどを企画運営する仕事に就きたいと思っています。
 「心理学ってなんとなく面白そう」という好奇心さえあれば、誰でも楽しく学べる学部です。私自身がそうであったように、授業を通じて自分がどんなことを知りたいのかを考え、見つけることができる場所です。話しやすくてユニークな先生が多く、楽しく充実した毎日を過ごしています。

天木 夢乃さん
人間環境学部 心理学科 3年 
私立星城高等学校 出身
コロナ禍の消費行動や心理に着目。
幅広い分野に関わる心理学の面白さを再認識。

 私は、過去と現在の人々の欲求の変化について学んでいます。将来は、地域住民の日常生活との関わりが深い仕事に就きたいと考えています。コロナ渦でありながらも日々の買い物という行動が大きく変わらなかったのは、「生活に必要だから」という理由以上の何かがあるのではと考えたことがきっかけでした。今は、1年生の頃に先生が授業でおっしゃっていた「あらゆるものや出来事に心理学が関連している」という言葉通り、心理学は非常に幅広い分野に関わっている学問であることを実感しています。
 本学では、2年生という早い段階から複数の実習を受けることができ、実践的な授業だからこそ身につけられた知識が多くありました。授業への疑問や感想にも先生方が真摯に対応してくださるのも心強いと感じています。学生主体の大学だからこそ、自分を見つめなおす機会も将来について考える時間もあるため、今までのふとした瞬間に感じた「なぜ」の答えをこの大学でみつけることができると思います。

山崎 雅弘さん
人間環境学部 心理学科 3年 
静岡県立浜名高等学校 出身

心理療法担当職員

子どもたちと、共に働く職員たちと。対話を重ね、
一緒に考え、一緒に乗り越えていく姿勢を大切に。

 卒業後は施設の心理療法担当職員として入職し、難しい背景を抱える子どもとの関わりの中で、多くの葛藤を体験しました。はじめは職場の中で自分の存在意義をどう確立させるか悩みましたが、今では一人ひとりに寄り添いながら"一緒に考えて乗り越えていくこと""即答ではなく自由に言い合えるような雰囲気を作ること"を目標にしています。本学には大学院までの6年間で多くの実習を通して、心理学の勉強ができることに魅力を感じ入学しました。先生方にはきめ細やかな指導をしていただき、共に考えることの大切さや自己の振り返りを深めることができました。

井上 真理香さん
2016年卒業 人間環境学部
2018年修了 大学院 人間環境学研究科
臨床心理研究指導分野
臨床心理士・公認心理師
勤務先
社会福祉法人コイノニア協会
松山信望愛の家(愛媛県)

公務員 警察官

将来は心理学の学びを活かし、
悩める少年・少女たちの頼れる存在へ。

 大学は、様々な分野を学ぶことができる点に魅力を感じ、多方面から考えられる人になりたいと思い入学を決めました。特に、大学で学んだ発達心理学は、今の仕事に生かされています。相手の発達段階からどのような悩みを抱えているのかを考えるようになり、どのように接したら良いのかがわかるようになりました。警察官の仕事は、現場に出てその場限りの対応で終わりではなく、その後の経過の見守りやパトロールも重要な任務となります。地域住民の困りごと、相談の対応などの仕事にも従事しています。普段関わることのない方々と話す機会も多く、人生経験が豊かになると実感しています。将来は、生活安全課の少年係で少年の健全育成に携わる仕事をして、県民から頼られる警察官になりたいと思います。更に勉学に励み、知識を身につけて常に成長し続けたいと思います。

澤之向 里代子さん
2021年卒業 人間環境学部
勤務先 
岐阜県警察

総合職

高齢者の方々の生き様や信念に尊敬する日々。
これからの人生を少しでも支えたいと奮闘中。

 地元の自然が好きで、環境分野に興味があった高校時代。心理学だけでなく、環境や日本文化も学べる点に魅力を感じ、本学の人間環境学科を選択しました。福祉分野にも関心があり、高校時代から福祉ボランティアに参加していました。高齢者の方々の生き様や信念、人を大切にする姿勢を尊敬していたので、それらが自分の根底にあると思います。壮絶な時代を生き抜いて今があり、そんな今やこれからを側で支えられたらいいなと思っています。大学時代は日本や海外の文化にも触れ、サークル活動も思う存分楽しみました。キャリア・資格講座や就職支援も手厚く、今の仕事に直結しているので感謝しています。

菅原 由理乃さん
2008年卒業 人間環境学部
勤務先 
株式会社ベネッセスタイルケア

臨床心理士

常に子どもたちに寄り添いながら
先生や親との関係性にも関わる、責任とやりがいのある仕事。

 この仕事はテレビドラマや漫画で知り、憧れを持つようになりました。進路を考えるとき、幼稚園教諭か心理職どちらを選ぶか迷いましたが、本学には大学院があり、臨床心理士への未来が開けていたので入学を決心しました。現在はスクールカウンセラーとして学校に勤務しています。この仕事の魅力は、さまざまな生徒と話し合えること。人に寄り添い、問題解決に向けての一助を担っていることにやりがいを感じています。今でも大学の先生方と繋がりがあり、困った時には相談にのってもらっています。こうした「戻れる場所がある」ことが精神的な支えにもなっています。

山田 友輝さん
2017年卒業 人間環境学部
2019年修了 大学院 人間環境学研究科
臨床心理研究指導分野
勤務先 
教育委員会

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