みなさんは，マジック（手品）はお好きですか？

マジックは子どもから大人まで年齢を問わず人気があり，テレビでもたびたび取り上げられますが，不思議なことに（？），マジックを見ると何だかワクワクして楽しい気持ちになりますよね～。それほどまでに私たちの心をぐっと惹きつけるマジックには，実は，心理学がとても深く関わっていることをご存じですか？

マジックには必ずトリック（仕掛け）がありますが，実際のところ，"トリックだけ"を知っていても，劇的なマジックを演出することはできません。もちろんトリックも重要ですが，それと同じくらい，マジックを見ているお客さんに「ありえないことが起こっている！」と思い込ませる（錯覚させる）ことが重要だと考えられています。そして，トリック自体にも，このような思い込みを生み出すためにも，私たちの心の仕組み（＝心理学）がふんだんに応用されているというわけです。

8月1日（土）に人間環境大学岡崎キャンパスで実施されるオープンキャンパスでは，心理学科の体験セミナーとして，心理学で明らかになっている研究知見を利用したマジックをみなさんに体験していただこう！と準備を進めています。マジックの体験を通して，一緒にわいわい楽しみながら，わたしたちの心の仕組みについて考えてみませんか？ 体験セミナーで，みなさんとお会いできることを楽しみにしています！（心理学科　西山）