人間環境大学

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【環境科学科コラム】「海外シンポジウムでの発表に向け、本学参加学生がスペイン語を勉強中」

 教員の海外フィールド調査に同行する形で、人間環境学部環境科学科の学生2名も今月中旬からパラグアイ共和国を訪問します。渡航中、学生は現地の日系人やパラグアイ人家庭でホームステイをさせてもらい、インディアンの居住区域も訪れます。また現地の大学との国際学術協定書調印式や共催シンポジウムなどにも参加します(写真は、教員からスペイン語を学ぶ渡航学生の様子と、渡航先であるパラグアイの農村地域の様子です)。

 学生は、約2週間に渡りパラグアイに滞在します。その間の学生のメインイベントは、現地のアスンシオン国立大学と本学との共催シンポジウムにおいて、スペイン語での発表を行うことです。現時点での発表テーマは、仮題ではありますが「日本における動物による食害が農業に与える影響」や「輸出志向型のパラグアイの大豆生産と大豆加工食品を消費する日本の食文化」です。これらの発表を学生各自がスペイン語(10分)で行い、その後、質疑応答の時間となります。現地では、農学部関連の学生や教員などがシンポジウムを聴講することが予想されます。

 そのため、学生は、毎日スペイン語を自主的に学ぶだけでなく、定期的に教員の研究室を訪れ、主にスペイン語を学びつつ農村地域で話されるグアラニー語のレクチャーも少し受けています。パラグアイの首都にあり国内最高峰の難関大学といわれるアスンシオン国立大学での発表は、学生にとって非常にプレッシャーとなるかも知れませんが、教員が十分にサポートし無事にシンポジウムでの発表を成功へと導ければと考えております。

 また日本から飛行機で約35時間かかり距離的に最も遠いともいわれる南米のパラグアイにおいて、長期滞在し口頭発表やホームステイ、教員のフィールド調査などに同行することは、学生にとって大変貴重な経験になると思われます。2月に入り、パラグアイ渡航まで2週間を切りました。語学に加え、これまで授業で学んできた現地の文化・習慣、また安全対策などを思い起こし、元気に出発してほしいと願っています。

 帰国後の2020年4月もしくは5月には、自主的に簡単な報告会を開催できればと考えております。参加学生や教員が現地で撮った写真や現地での貴重な体験談などを聞ける場ですので、パラグアイ渡航参加者がみた風景や、遠く離れた地での人と人との触れ合いなど、主に学生の目線から渡航期間中に感じたことを共有させてもらえればと考えております。(環境科学科 小谷)

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