人間環境大学

卒業生メッセージ

卒業生メッセージ心理学部(人間環境学部 心理学科/人間環境学科心理コース)

職種
心理療法担当職員
勤務先
社会福祉法人 コイノニア協会 松山信望愛の家(愛媛県)

子どもたちと、共に働く職員たちと。
対話を重ね、一緒に考え、一緒に乗り越えていく姿勢を大切に。

井上 真理香さん 2016年卒業 人間環境学部
2018年修了 大学院 人間環境学研究科 臨床心理研究指導分野 臨床心理士・公認心理師

初めての勤務で、施設の心理療法担当職員として入職しました。心理職として難しい背景を抱える子どもとの関わりの中で、子どもも職員も悩んでいる状況であり、多くの葛藤を体験することになりました。子どもへの心理療法、心理査定、職員へのコンサルテーションを主な業務として行っていますが、はじめは自分にどんなことが求められているのか、自分はどれだけ役に立てるのか、職場の中で自分の存在意義をどう確立させるかとても悩みました。今では一人ひとりに寄り添いながら"一緒に考えて乗り越えていくこと""即答ではなく「あーだこーだ」と自由に言い合えるような雰囲気を作ること"を目標にしています。本学には大学院までの6年間で多くの実習を通して心理学の勉強ができることに魅力を感じ入学しました。実習で心理療法や心理検査といった実践的スキルを身につけ、先生方にきめ細やかな指導をしていただき、共に考えることの大切さや自己の振り返りを深めることができました。この6年間の学びすべてが現在も力になっています。

職種
公務員 警察官
勤務先
岐阜県警察

将来は心理学の学びを活かし、
悩める少年・少女たちの頼れる存在へ。

澤之向 里代子さん 2021年卒業 人間環境学部

大学は、様々な分野を学ぶことができる点に魅力を感じ、多方面から考えられる人になりたいと思い入学を決めました。特に、大学で学んだ発達心理学は、今の仕事に生かされています。相手の発達段階からどのような悩みを抱えているのかを考えるようになり、どのように接したら良いのかがわかるようになりました。警察官の仕事は、現場に出てその場限りの対応で終わりではなく、その後の経過の見守りやパトロールも重要な任務となります。地域住民の困りごと、相談の対応などの仕事にも従事しています。普段関わることのない方々と話す機会も多く、人生経験が豊かになると実感しています。将来は、生活安全課の少年係で少年の健全育成に携わる仕事をして、県民から頼られる警察官になりたいと思います。更に勉学に励み、知識を身につけて常に成長し続けたいと思います。

職種
総合職
勤務先
株式会社 ベネッセスタイルケア

高齢者の方々の生き様や信念に尊敬する日々。
これからの人生を少しでも支えたいと奮闘中。

菅原 由理乃さん 2008年卒業 人間環境学部

地元の自然が好きで、純粋に環境分野に興味があった高校時代。心理学だけでなく、環境や日本文化の学びにも触れられる点に魅力を感じ、人間環境大学を選択しました。また愛知県は長寿県ということもあり、福祉分野にも関心を持っていて、高校時代から福祉ボランティアに参加していました。小さい時から高齢者と関わる機会が多々あり、生き様や信念・人を大切にする姿勢を尊敬していたので、それらが自分の根底にあると思います。壮絶な時代を生き抜いて今があり、そんな今やこれからを支えられたらいいな、側にいられたらいいなと思っています。入社してからも多くの方々と出会いましたが、その想いは深まるばかりです。大学時代を振り返ると、とにかく欲張って過ごしていました。日本文化だけでなく海外文化にも触れることができましたし、サークル活動も思う存分、楽しみました。キャリア・資格講座や就職支援も手厚く、それが今の仕事に直結しているので感謝しています。

職種
臨床心理士
勤務先
教育委員会

常に子どもたちに寄り添いながら
先生や親との関係性にも関わる、責任とやりがいのある仕事。

山田 友輝さん 2017年卒業 人間環境学部
2019年修了 大学院 人間環境学研究科 臨床心理研究指導分野

この仕事を知ったのはテレビドラマや漫画から。「こんな仕事もあるんだ!」と驚き、憧れを持つようになりました。進路を考えるとき、子どもと携われる幼稚園教諭などと心理職と、どちらを選ぶか迷いましたが高校の先生が本学を勧めてくれたことが決定打に。本学には大学院があり、臨床心理士への未来が開けていたので入学を決心しました。学部・大学院の6年の学びを経て無事に資格を取得し、現在はスクールカウンセラーとして学校に勤務しています。この仕事の魅力は、さまざまな生徒と話し合えること。生徒の気持ちに寄り添いながら、先生の想いを生徒へ伝え、お互いの理解を深めるためにサポートしたり、親が子どもへの接し方で迷っている時に、一緒に考えて実行したり。問題解決に向けての一助を担っていることにやりがいを感じます。大学で得たものの中で、今の自分に最も活かされてるのは、大学の教職員との関わりです。現在も先生方と繋がりがあり、困った時には相談にのってもらっています。こうした「戻れる場所がある」ことは、精神的な支えにもなっています。

卒業生メッセージ環境科学部(人間環境学部 環境科学科/人間環境学科環境コース)

職種
滞在交流プログラム 企画運営・自然体験(環境教育)
プログラムファシリテーター
勤務先
一般社団法人南信州まつかわ観光まちづくりセンター(長野県)

自然という地域の宝のすばらしさを伝える仕事に、
学生時代から変わらぬ情熱を注ぐ。

小林 昭広さん 2008年卒業 人間環境学部 人間環境学科

現在は、同学卒業生の妻の地元・長野県の松川町で地域DMO(DestinationManagement Organizationの略)の仕事をしています。学生時代に情熱を注いでいた環境活動サークルや環境NPOの分野と同じく、公的な目的も持っている組織です。私が主に担当する業務は、地域での滞在交流プログラム企画運営や自然体験(環境教育)のプログラムファシリテーター。地域の宝=自然を体感できるプログラムを、地域の方々と企画し案内をしています。また地域の子どもたち向け事業では、身近な自然に触れ合うプログラムを提供しています。子どもたちの輝く目を見る瞬間が何よりもやりがいです。大学では物事を一つの視点でなく複数の視点で文系理系を超えて学び、多面的に考える重要性を教わりました。ある一方では正しいことも、違う見方では正しくない。それは日常でも仕事でも、よく起きることです。さまざまな問題を解決するには、多様な視点を尊重し対話することが大切。仕事や会議をする上でも心がけています。

職種
公園緑化部
勤務先
西宮市役所(兵庫県)

大学で学んだ学問をきっかけに
責任とやりがいを感じる仕事と出会うことができました。

河野 有哉さん 2012年卒業 人間環境学部 人間環境学科
2015年修了 兵庫県立大学大学院 緑環境景観マネジメント研究科

現在は西宮市内の公園や街路樹などの緑環境の設計・維持管理業務を行っています。公園や街路樹の適切な維持管理は街のイメージに大きく関わり、自分の仕事一つで市のイメージが大きく変わると思うと、その影響力の大きさから責任感とやりがいを感じます。この仕事に就くきっかけとなったのが、3年次のときに副専攻として履修した「景観文化論」の講義。その中で世界の庭園の歴史や造りを幅広く学び、庭園というものの奥深さ、創造することの魅力を感じました。人間環境大学は教員と学生との距離が近く、気軽に相談できる雰囲気があります。大学も広過ぎないので全員が顔なじみになれると思います。私の場合は、同期であり人間環境大学職員として活躍している小芦くんとは一生の友人になりました。

職種
技術職
勤務先
玉野総合コンサルタント株式会社(愛知県)

物事を多角的視点で捉え、考える。
今を支えているのは、大学で養った考察力

上野 慶子さん 2020年卒業 人間環境学部 環境科学科

現在、主に関わっているのは、土地区画整理事業における補償調査積算業務です。道路、宅地等を築造する際に支障となる建物等の現況を調査し、移転補償金を算出、新たな住みやすい街を作り出すという、やりがいも責任も大きい仕事です。発注者の県や市の方だけでなく、区画整理組合の方や地域住民など、さまざまな立場の人と関わるため、もともと人と接することが好きな私にとっては、ピッタリの職だと感じています。大学で養ったあらゆる力の中でも、特に今、活かされているのが「さまざまな視点から物事を考える」というスキルです。大学では環境について動物、植物、物質循環、経済、人類学など多くの面から考える力をつけることができました。仕事でも一つの面から考えるのではなく、いろいろな角度から考察し、最も適する方法を見つけ出すことが大切だと実感しています。興味のあることや学びたいという意欲をとことん引き出し、心ゆくまで追求できた大学での日々があってこそ、今の自分があると思います。

職種
造園工
勤務先
有限会社 岡本環境造園(愛知県)

植物について学ぶために本学へ進学。
修得した知識を活かし、造園工の道へ。

伊藤 準さん 2021年卒業 人間環境学部 環境科学科

専門学校で動物関係を学んだので、今度は植物について知見を広げたくなり、本学に進学しました。就活の際に学んだことを生かせる職種に就きたいと考えていた中で、先生よりお話をいただいたことがきっかけで、今は造園工として、念願の業界で働いています。パワーポイントで論文や新聞の記事などをまとめた学生時代の学習が、今の仕事にも活かされています。分からない事ばかりで、自分が良かれと思ってしたことが裏目に出たことや報告・相談を怠ったため、仕事が遅れたことなど、失敗もたくさんしていますが、すべてが自分の成長につながっていますので、大切な経験を重ねていけるのはありがたいです。現場仕事のため、お客様と距離が近く、達成感が高いのもやりがいを感じるポイントです。今後はもっとさまざまな現場に出て、さらに経験を積んで自分自身で現場を任せてもらえるように、また剪定や植栽などの専門的な技術をもっと磨きたいです。

卒業生メッセージ 看護学部

職種
看護師
勤務先
あいち小児保健医療総合センター(愛知県)

患者さんにもその家族にもしっかり寄り添う。
憧れの看護師像へ少しでも近づけるように。

樋之口 史織さん 2020年卒業 看護学部 看護学科

小学校低学年のころに見たテレビドラマがきっかけで、患者さんの心に寄り添う看護師の姿に憧れました。本学では看護の技術や知識はもちろんのこと、患者さんとのコミュニケーション方法や関わり方を学んだ事で、人と関わることがより好きになり、今では患者さんや家族と積極的にコミュニケーションをとれるようになりました。そして社会人として現在の仕事内容は、オペ後の患者さんの疼痛緩和や入院している患者さんの生活の援助が中心になります。患者さんやご家族に笑顔で「ありがとう」と言われたとき、患者さんが元気に退院されたときにやりがいを感じます。中でも自分が治療に関わり、その治療のおかげで患者さんが回復し、辛そうな顔をしていた患者さんが初めて笑ったとき、「看護師になってよかった」と心から思います。これからも常に患者さんの立場になって考え、コミュニケーションを積極的に取りながら、患者さんの思いを理解すること、患者さんのご家族にも目を向けることを心がけたいです。

職種
保健師
勤務先
美浜町 保健センター(愛知県)

乳幼児や高齢者をはじめ地域の方々と触れ合う
さまざまな場面を通して、頼られる保健師へと成長。

野村 純伽さん 2020年卒業 看護学部 看護学科

子どものころからずっと看護師になりたいと思っていましたが、本当に目指したい職に気づいたのは、本学のオープンキャンパスに参加してから。看護師の中でも、健康を維持するためのサポートを行う保健師の仕事があると知り、目標がより鮮明に見えてきました。看護師は入院中しかサポートできないけれど、保健師は乳幼児の健診を行い、年齢に応じて発達しているか確認したり、赤ちゃん訪問で産後の生活を確認したり、高齢者の介護予防として健康体操やサロンを開いたりなど、乳幼児から高齢者まですべての人に関わり、地域全体の健康をサポートできることが魅力です。大学での学びはどれも今の自分の糧になっていますが、特にコミュニケーション論の授業の効果を実感しています。1年生のころから積極的傾聴や共感など繰り返し練習したことで、会話に緊張することの多かった自分が、今では誰とでも話ができるようになりました。子育て経験がない私に、お母さんたちが悩みを相談してくれるのも、その成果の表れだと感じています。

職種
養護教諭
勤務先
人間環境大学附属岡崎高等学校(愛知県)

大学での実習や海外研修での学びが
あらゆる場面での保健指導の基盤に

荒尾 温香さん 2021年卒業 看護学部 看護学科 養護教諭コース

養護教諭として、体調不良者の対応や怪我の応急処置、保健指導等、幅広く活動しています。また、生徒に起こる問題を彼ら自身の学びに繋げられるよう、対応しています。例えば、体調が悪くなった原因や人間関係等の問題が起こった時、何故そうなってしまったのか・どうするべきなのかを生徒自身で考えられるよう促しています。学校で学ぶ一次予防により、少しでも多くの生徒が、将来を健康に過ごせるようになれば良いなと思います。業務や対応する生徒の幅も広いため、忙しい日々が続きますが、生徒から「こんなことに気をつけなきゃダメなんだ。」「あの時は、ありがとうございました。」等、生徒の中で何か良い変化がみられるとやりがいを感じます。改めて思うのは、具体例のある講義で身につけた知識や実習等、大学で学んだこと全てが今に繋がっているということ。中でも領域別看護実習や海外研修で学んだことは、応急処置だけでなく、保健指導のベースとなっています。

卒業生メッセージ 松山看護学部

職種
看護師
勤務先
日本赤十字社 松山赤十字病院(愛媛県)

母のように、患者さんの1番近くで向き合い
寄り添うことのできる看護師を目指して

芳野 愛実さん 2021年卒業 松山看護学部 看護学科

松山赤十字病院では研修看護師制度を設けており、新卒1年目の間に内科・外科系病棟をローテーションし、救急センターやオペ室にも研修に行くことができます。部署が3か月毎に異動するため。よりたくさんの疾病の患者さんに関わることができ、患者さんの個別性に合わせた看護を学ぶことができます。また自分の進みたい看護の方向性を1年かけて考察できるのも魅力に感じ、志願しました。急性期病院ということで、忙しい毎日を過ごしています。ですが、どんなに忙しくても先輩方は、患者さんそれぞれに合った関わりを実践しており、患者さんが話しやすい雰囲気を作っています。私も先輩方のように優しく穏やかな対応で、患者さんがいつでも話しやすい看護師になりたいと常々思っています。仕事は目まぐるしく、日々勉強で大変ですが、患者さんと関わる中で、大学での学びが役立つときがあります。患者さんに「ありがとう」と言ってもらえることが、何よりやりがいに繋がっています。

職種
看護師
勤務先
愛媛大学医学部附属病院(愛媛県)

大学病院ならではの幅広い学びを吸収し、
どんな現場でも責務を果たせる看護師へ

岩竹 美紅さん 2021年卒業 松山看護学部 看護学科

大学病院には、さまざまな疾患を抱えた患者さんが入院しているため、他では学べない知識や技術を身につけることができると思い、就職先として選びました。また、本院は教育体制が整っており、新人教育をしっかりと受けることができ、確実に自身のスキルアップに繋がる環境があることも、決意の後押しになったと思います。仕事先では、早く安心して仕事を任せてもらえるように、日々の課題をていねいにこなしていきたいと思っています。1年目はとにかく、疑問や分からないことがたくさんあるので、素直に先輩に聞いたり、自主的に勉強して理解していきたいです。将来の夢は、どの職場に行っても看護師としての責任をしっかりと果たし、患者さんに寄り添える存在になること。少しでも患者さんの力になれるように、知識や技術面だけでなく精神的にも支えになれるような看護師を目指したいです。辛いことや大変なことももちろんあるけど、看護師になってよかった!と心から思う今日このごろです。

職種
看護師
勤務先
社会医療法人 仁友会 南松山病院(愛媛県)

看護師と保健師のWライセンスを取得!!
将来の夢は企業で働く産業保健師

篠原 利輝さん 2021年卒業 松山看護学部 看護学科

子どもの頃から人の助けになれる仕事に就きたいと思っていました。高校生になって進路で悩んでいる時に看護師をしている親戚に勧められ、松山に新しくできた人間環境大学ではダブルライセンスの取得が可能ということを知り受験を決めました。在学中に南松山病院で実習させていただいたとき、整形外科看護に興味を持ち、将来この病院で働きたいという気持ちが強くなりました。就職活動では、メンターの先生方が熱心に進路相談や指導してくださり、さらには私自身も国家試験合格に向けて友人たちと一緒に勉強を頑張り看護師と保健師の資格を取得できました。今振り返ると非常に充実した期間でした。次なるステップはWライセンスを活かして企業で働く産業保健師となり、健康寿命の延伸活動に携わることです。看護学生は授業や実習とも大変ですが、何事も自分のペースでやり遂げることが大切だと思います。他人と合わせようとせず自分だけの成功方法をみつけて、自身の夢に向かって頑張ってほしいと思います。

職種
看護師
勤務先
独立行政法人国立病院機構 愛媛医療センター(愛媛県)

専門知識の習得と充実した就職支援で
夢の認定看護師への道を歩み始めました。

芝 優花さん 2021年卒業 松山看護学部 看護学科

小さい頃から看護師である母の背中を見て育ってきました。私もいつか母のような患者さんのことを第一に考え、患者さんに寄り添える看護師を目指しています。在学中の臨地実習で、看護師の皆さん方に丁寧にご指導いただき、こんな素晴らしい職場でぜひ一緒に働きたいと考えて本院に就職しました。人間環境大学では、選択強化プログラムのほか最新のシミュレーション教育で自分に合ったトレーニングや専門スキルを磨くことができ、実習だけでは学べない経験をたくさんさせていただきました。メンター制度をはじめ、教員との距離もとても近く、面接練習に付き合っていただいたり、必要書類を最新状態で揃えていただいたり、とにかく就活する上で大変お世話になりました。将来は、呼吸器疾患看護の認定看護師になりたいと考えて日々の勤務に加え、院内外の勉強会に参加して、資格取得に向けて頑張っています。大変な日もありますが、それを乗り越えた先に患者さんの笑顔や新しい発見があります。とてもやりがいのある職業です。看護学生を目指す皆さん、頑張ってください!応援しています!

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