人間環境大学

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【心理学科コラム】「見えない星、言葉にならない気持ち」

これはきれいな満天の星の写真です。いくつ星があるでしょうか。はっきり大きく見える星もあれば、はっきりしないものもあります。とてもたくさんあって数えきれませんね。しかし、ここにあるすべての星が写っているわけではありません。ここには写っていない星、見えていない星がたくさんあります。小さすぎたり、遠くにありすぎたりして、地球からは見えない、写真に写らない星たちです。ひょっとしたらそっちの方が数が多いかもしれません。それらの星たちはないわけではなく、あるけど見えません。

また、今このように見えている星たちも満月の明るい夜になったり、町の明かりがつよかったりすると、そのいくつかは見えなくなってしまいます。決してなくなったわけではありません。見えなくなるだけです。昼間の明るい空もそうですね。実際はたくさんの星たちがあるのですが、太陽の明るさのために見えなくなっています。

何でこんな星空のことを話しているかというと、先日このようなきれいな星空を見て、人のこころの中も同じようなものだなと思ったからです。人のこころの中にはいろいろな気持ちがあります。はっきりとしていて明確になっている気持ちもあれば、はっきりしない気持ち、まだ言葉にならない気持ちもあります。そういった気持ちははっきりしていないからといって、軽視していいかというと決してそうではなく、もやもやしたままずっと影響を及ぼし続けることがあります。自分自身まったく自覚していない気持ち、つまりまったく見えていなかった気持ちが、ある時爆発するということもあります。

臨床心理学では、はっきりとした明確な気持ちに関心を払うのは当然ですが、通常見過ごしてしまうような気持ち、こころの中にあるのだが、はっきりしない気持ち、言葉にならない気持ち、そういった気持にも慎重に注意を払います。そういったところに結構大切なことがあったりするのです。                    (心理学科 髙橋) 

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