人間環境大学

大学院 人間環境学研究科

「人」と「人を取り巻く環境」について、 総合的に研究します。

人間環境研究指導分野

環境は、人間の諸活動の基盤となると同時に、その人間によって形成されていくものであるという基本認識に立って研究を行います。環境に関する総合的な洞察力が身につき、問題の本質を把握する力が養われます。

授業科目

環境と人間活動の関わりについて経済活動を中心にして研究を行う科目
科学技術と経済社会環境演習、地域経済演習、財務会計演習など
自然環境の評価や保全について研究する科目
環境分析化学演習及び実験、環境リスク管理演習および実習など

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環境問題に関する総合的な知識と洞察力を修得します

科学技術や経済活動の発展と地球環境の保護といった対立する問題を解決し、豊かな未来を創出するために有効な方法を見出していきます。

臨床心理研究指導分野

精神や心のはたらきを、表出される言葉や行動のみでなく、夢やイメージの探究を通じて解明します。病院や施設での実習が多く、臨床心理学、障害者心理学などの科目も充実しています。

授業科目

臨床心理士の資格を持つ専任教員が指導する科目
臨床心理学特論、臨床心理面接特論、臨床心理査定演習、臨床心理基礎実習、臨床心理実習
心理学の専門知識と研究技法を修得する科目
心理統計法特論、学習心理学特論など
その他の科目
臨床心理査定特論、心理療法特論など

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臨床心理士の資格試験を受験できます

幅広い視野から臨床心理学の手法を探究する能力を修得。修了後には臨床心理士資格試験の受験資格が得られ、将来、臨床心理士やカウンセラーの道が開けます。

日本文化研究指導分野

さまざまな環境と人間との関わりの中で生まれた日本文化や、基盤として新たに形成されていくであろう将来の日本文化の可能性について探究していきます。日本の風土や自然、芸術、文学、思想などから多面的に理解します。

授業科目

日本文化の原理的な考察に関わる科目
比較日本文化論演習、比較日本古典文学演習、日本近世教育文化論演習、日本近・現代史特論など

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日本文化の全体と可能性を総合的に考察します

日本の歴史や伝統文化について、自然風土、芸術・技術、思想、教育などの側面から考察し、教育者や研究者として活躍するための力を養います。

指導教員からのアドバイス

誠実にクライエントの手助けができる臨床心理士になって欲しい

渡辺雄三 教授 / 臨床心理士

関西大学博士(社会学)、学位論文「精神分裂病患者に対する心理療法の臨床心理的研究」(晃洋書房)、名古屋大学工学部中退。著書『夢の物語と心理療法』『講座心理療法第3巻心理療法とイメージ』『夢分析における心理療法』など多数。長年、精神病院に勤務し精神医学と連携し、ユング心理学に基づく心理療法の研究を進めてきた。また東海地区における臨床心理士の指導的立場にもいる。東海開業臨床心理士協会元会長。

大学院で心理学を勉強するみなさんは「論文を書いて、研究者をめざす」ことだけを目標にするのではなく、クライエントに誠実に対応でき、手助けができる臨床心理士をめざして欲しいです。そのために大学院での心理学教育では、机上の勉強だけではなく、実習時間をかなり多く、長くしています。学外の病院や施設などでの体験は、非常にハードかも知れません。でも、それをくぐり抜け、現場で役に立つ人材が一人でも多く育ってくることを願っています。

「臨床心理士」に聞きました

「心理学でも勉強するか」が、「すごく面白いぞ」になり、今は「相当手強いぞ」に

三松早記 さん (大学院2010年3月修了 臨床心理士資格取得)

高知県立中村高校出身。人間環境大学を2008年3月に卒業後、大学院に進学。一人暮らしをすることで、何でも自分から動くこと、人と積極的に関わることを覚え、自分に責任を持てるようになったとのこと。大学院修了後は、総合病院精神科、メンタルクリニックに勤務し、クライエントに誠実に向き合う日々を送っている。

「スクールカウンセラーって花形の仕事だなぁ」と、心理学を選んだのは結構安易な理由でした。大学での心理学の学びはどれも興味深いもので、先生方との交流も深まりました。充実した大学4年間を過ごし、もっと勉強したかったので大学院へ。学外で実習をすることが主になり、勉強すればするほど自分の無力さや無知を思い知らされ自信喪失。だからこそ、勉強のやりがいにもなっています。自分にできることは何かを真剣に見極めることが大切だと思うようになりました。

大学院生にききました

学び続けることの楽しさも、若い人達とのふれあいも、充実感に溢れています

成瀬正史 さん (社会人入学 大学院2010年3月修了)

家の都合で大学進学を断念し、大手製薬会社に就職。定年退職後、人間環境大学に入学。地元岡崎で30年近く、音楽コーラスグループで活躍。身障者ボランティアに参加していることもあり、本学ブラスアンサンブルクラブの施設慰問をコーディネート。地元少年団では剣道指導。製薬会社の社員教育依頼で月2~3回は福島県に出張するなど、多忙な毎日を送っている。

「大学に行きたかった」。その思いをかなえるために定年退職後、好きな歴史・文化を学ぶために入学、その後大学院に進学しました。研究テーマは「松平信康(後の徳川家康)のリスクマネジメント」。戦国時代は、どの勢力につくかなど、生き残るためのリスクマネジメントの宝庫です。今川、織田の二大勢力の渦中で、彼はどう生き延びようとしたのか、なかなか興味深い。やはり、学び続けることは楽しかったですね。若い人たちと語り合えることも楽しかった(笑)。

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