トップページ > 学部・大学院 > フィールドスタディ

学部・大学院

フィールドスタディ

フィールドスタディ(現地学習)は、教員とともに現地へ出かけて、私たちを取りまく社会環境や自然環境を直接肌で感じ、さまざまな実体験を通して問題意識や解決能力を向上させる目的で設けられています。フィールドスタディは、自然保護、リサイクル、まちづくり、文化・歴史、国際理解などの分野で実施されています。人間と環境の問題に学問的観点から取り組むことに加え、五感を通して学ぶさまざまな経験は、将来にわたり皆さんの大きな財産となるでしょう。

フィールドスタディ一覧

  1. 台湾交流(海外大学単位互換科目)
  2. 道の景に誘われて/岡崎市六供町街並み調査
  3. ダム湖とその流出入河川の水質調査
  4. 豊川流域での水質調査
  5. 森林流域での水質調査
  6. 岡崎市のごみ処理とリサイクルの実態調査
  7. 情緒豊かな滋賀県を巡る

台湾交流(海外大学単位互換科目)

ゼミ名 :日本語教育・地域経済論・日本の言語と文学
担当教員:文野峯子 教授・藪谷あや子 教授・花井しおり 准教授
調査場所:台湾(3月)・岡崎・豊田・豊橋など(夏休み)

このプログラムは、人間環境大学の学生と台湾の2つの大学(東海大学と慈済大学)の学生が、休暇を利用して互いのキャンパスを訪問しあい、寝食を共にしながらフィールド・スタディを行うものです。言語や文化の違いを超えて交流することを通じて、刺激し合い学び合うことを目標にしています。テーマや活動の方法は、事前にインターネット掲示板を使って学生同士が話し合いをしながら決める、極めて自主性の高い、積極的な参加が求められる活動です。これまでに専攻やゼミを越えた多くの学生が参加し、葛藤、感動、熱い友情、涙の別れ、新しい自分の発見などを体験しています。やる気のある諸君の参加を待っています。

2009夏の台湾交流の様子です。
台湾交流5つのチームの活動の様子をご覧ください

名産チーム
「やまさ工場でちくわ作り体験」自分で作ったちくわの味は格別
外国人チーム
豊橋に住む外国人はどうやって生活しているのか?
外国人の多く住む団地でインタビュー
都市形成と文化チーム
(豊橋の市電乗り場で)「散歩がてら、市電で最終停車駅まで行くよ。どこまで行っても150円だから」
学生「うーん、市電は市民の生活に溶け込んでいるんだね」
食の安心・安全と環境問題チーム
本学学生・岩瀬君のおばあちゃんの農家を訪ねました。
花火チーム
手筒花火の製作現場に遭遇 お土産に一本もらっちゃった。
花火の碑の前で
2009年9月6日
豊橋交流に参加したメンバーは、今年の夏をさらに熱く感じたことだろう

もう何年目になるのだろうか。
毎年夏になると、「日台交流プロジェクト」は国境を越え、台湾という土地の熱気と、その学生の熱意を抱いてやって来る。
このプロジェクトは、人間環境大学、文野峯子教授が台湾の東海大学、慈済大学と交流していたことから立ち上がったものである。
しかしながら、教授陣はあくまで補助的な役割であり、各大学の学生が主体となって交流は進んでいく・・・。

今回は、豊橋を拠点として様々なテーマを挙げ、それに台湾のメンバーがそれぞれ興味のある物に参加する形でグループ分けを行った。
しかし、人数分けが上手くいかず、解散、そこから又、新たなテーマを立ち上げる等、あらゆる問題が生じた。
そうして出来上がったのが、「名産」「農業」「外国人」「都市形成と文化」「花火」の5グループである。
それぞれのグループとしての活動は、別項で紹介することにする。

この夏、僕たちは共に青少年センターに寝泊まりし、八日間という時間を過ごした。
出だしから不安だらけだった豊橋交流はあっという間にやってきて、そしてあっという間に去っていった。

このひと夏の思い出は、参加メンバーの心の中に永遠に残り続けることだろう。

それは夏に揺らめく陽炎の様に・・・

人間環境大学2年 原田隼利

道の景に誘われて/岡崎市六供町街並み調査

ゼミ名 :住環境デザイン論
担当教員:島崎義治 教授
調査場所:愛知県岡崎市六供町

岡崎市中心部にある六供町周辺は全体が迷路のように道がつながり、濃密で豊かなコミュニティを生みだしています。この生きたまちの姿を描こうと考え、このまちの魅力であると感じた「人とまちとの接点」として現れる境界や領域を調査しました。
ゼミ生が3つのチームを組み、地域を歩き、研究室に戻って討論や作業を行いまとめ、市民がつくりあげてきた継承してきた魅力あるまちの空間特質/トポロジーを具象的な形で明らかにし、学生フォーラムや地域活性化フォーラムで報告しました。

現地調査の様子

班毎に別れて調査、路地の奥深いところへ     調査資料をゼミ室に持ち帰り、全員で討議
現地で実際に体を使って確認してみる     パワーポイントを使い、学生フォーラムで発表を行う

学生フォーラム発表資料
地域活性化フォーラム発表資料

ダム湖とその流出入河川の水質調査

ゼミ名 :水環境化学
担当教員:長井正博 准教授
調査場所:愛知県新城市川合字大嶋にある鳳来湖と、そこに流れ込む宇連川、小屋之川、砥沢、栃木沢の四河川とダムから流れ出る宇連川。また大千瀬川から鳳来湖に人工的に水を引いている振草頭首工です。

河川とダム湖の水質について調査し、ダム湖が河川の水質にどのような影響をもたらしているかを調べています。日本の河川は水源から河口までの距離が短く数日で流れ去るため滞留時間が短くなっています。しかし、湖沼の水は河川の水と違い滞留時間が長いため、湖沼水の中では太陽光を受け生物活動が活発になっています。それらの要因が河川の水質にどのような影響をもたらしているかについて調査をしています。

ダム湖での採水。深層の水を汲むために採水器を引っ張り上げているところです。 水位が低い時のダム湖、上流部は湖の底が見えています。 ダム湖の水の排出口、かなり激しく流れていました。
   
ダム湖下流部、満水の時は木が生えているあたりまで水位が上がります。

豊川流域での水質調査

ゼミ名 :水環境化学
担当教員:長井正博 准教授
調査場所:愛知県

[概要]
豊川流域では、地質と水質の関係に着目して調査を行っています。
現地では、電気伝導度やpHを測定するとともに、採水を行います。採水した試料は、大学に戻ってすぐにろ過します。その後、イオンクロマトグラフや原子吸光光度計を用いて分析します。

[調査日の流れ]
調査日の行動はおおよそ次のような感じです。
7時に大学を出発し、9〜10時に現地に到着。数カ所で採水と測定を行った後、昼食をすませ、15時頃に大学着。休憩をとってから、ろ過をはじめ、19時頃に終了して帰宅します。

上流 中流 下流
現地での地点確認の様子

森林流域での水質調査

ゼミ名 :水環境化学
担当教員:長井正博 准教授
調査場所:滋賀県野州市大篠原試験地

森林流域の水質調査を滋賀県野洲市大篠原試験地で行っています。
滋賀県森林センターとの共同研究です。採水は毎週行っています。
この調査地は日野川支流光善寺川の最上流部に位置し、本流である日野川は最終的に琵琶湖へ流入しています。花崗岩質で、樹林を構成する種類は、スギ、ヒノキがほとんどを占めています。集水域面積は約20 haです。

〈採水〉
樹冠通過雨採水器
森林上に降った雨が、葉にあたって地面に到達したものを集めています。
樹幹流採水器
木の幹を伝わってきたものを集めます。
降雨採水器
林外に降った雨を集めています。
太陽光をさけるために、アルミを巻いてあります。
リタートラップ
リター(落葉・落枝)を集めるものです。土壌に供給される有機物について調べています。
渓流水の採水
直角三角堰では、水量の観測も行われています。
この三角堰の10 mほど上流にある岩盤が露出している地点で採水しています。
〈ろ過〉
採水した水をセンターに持ち帰り、ろ過を行っています。
ろ過した水は大学で分析をします。

岡崎市のごみ処理とリサイクルの実態調査

ゼミ名 :資源循環型経済社会論
担当教員:吉野敏行 教授
調査場所:愛知県岡崎市(中央クリーンセンター)

講義だけでは循環型社会の構築に向けた諸課題や取り組みの実態は十分に理解できません。そこで、地元、岡崎市を対象に、同市の廃棄物処理やリサイクルの実態を調査することによってより具体的な理解を深めることにしています。事前に岡崎市の清掃資料等を使って基礎調査を行い、課題や疑問点を抽出します。その上で、同市の協力を得て、清掃工場やリサイクルセンター、最終処分場を視察します。疑問点や不明な事項は現場の職員にヒアリングします。視察によって得た情報をグループでまとめ、報告会を行います。

リサイクルの取り組みについて市職員から説明を受ける 不燃ごみピットの視察 不燃ごみピットに不燃ごみを投げ入れる職員
ガラス・カレットを使ったガラス製品の再生事業 最終処分場で市職員から説明を受ける

情緒豊かな滋賀県を巡る

ゼミ名 :日本の言語と文学
担当教員:花井しおり 准教授
調査場所:滋賀県の琵琶湖周辺

私たち日本の言語と文学ゼミは、9月3日と4日にフィールドワークを行いました。今回は、滋賀県で琵琶湖の周辺にある、様々な名所を巡りました。滋賀県には大津宮や紫香楽宮という万葉集に詠まれた場所がたくさんあるので、万葉歌碑がいたるところにありました。また、ゼミには歴史を主専にしているゼミ生や、歴史好きなゼミ生がいるので、有名なひこにゃん…。じゃなくて、彦根城(笑)や賤ヶ岳などの史跡にも行きました。
二日間のスケジュール
3日 彦根城を見学→賤ヶ岳に登る→近江舞子の宿にて一泊
4日 信楽で紫香楽宮遺跡についての話を聞く→甲賀にある忍者屋敷を体験
一見、訪問先が少ないように見えますが、琵琶湖を丸々一周したので、かなりのハードスケジュールでした。彦根城ではひこにゃんに会えず、賤ヶ岳ではまさかのリフトに乗り、宿では小学生と相撲が始まって、なかなか波乱万丈な旅でした(笑)しかし、今回のフィールドワークで情緒豊かな滋賀県を肌で感じたことによって、当時の情景を思い浮かべることができました。机に向かって勉強するだけでなく、フィールドワークで外に出ることも大切だと思います。これからも積極的にフィールドワークを行っていきます!

彦根城 顔が小さく見えるポーズ(笑) 全員でパシャリ
賤ヶ岳にあった笠金村の万葉歌碑 やっぱり夜はBBQでしょ!! 忍者屋敷はからくりだらけでした。
   
一人で泳いですみません(笑)    

ページトップへ